こと座流星群、見頃は22日深夜から…広範囲に観測チャンス

 「4月こと座流星群」が2021年4月22日深夜から23日明け方にかけて見頃を迎える。月が沈んでから明け方にかけての観測条件がよく、日本列島の広いエリアで好天にも恵まれそう。出現する流星数は、条件のよいところで1時間あたり5個程度と予想されている。

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4月こと座流星群のシミュレーション 2021年4月22日23時東京 (c) アストロアーツ
4月こと座流星群のシミュレーション 2021年4月22日23時東京 (c) アストロアーツ 全 2 枚 拡大写真
 「4月こと座流星群」が2021年4月22日深夜から23日明け方にかけて見頃を迎える。月が沈んでから明け方にかけての観測条件がよく、日本列島の広いエリアで好天にも恵まれそう。出現する流星数は、条件のよいところで1時間あたり5個程度と予想されている。

 「4月こと座流星群」は、毎年4月22日ごろに極大を迎え、活動が活発になる流星群。普段の年の流星数はそれほど多くないが、明るい流星の割合が高い。また、突発的に流星数が増加することがある。

 アストロアーツによると、2021年の「4月こと座流星群」の極大時刻は4月22日午後10時ごろの予測。22日深夜から23日明け方にかけて見頃となる。国立天文台は、観測できる流星数を「1時間に5個程度」と予想。月が沈んだ後は、観測条件が良いという。

 ウェザーニュースが4月15日に公表した情報によると、「4月こと座流星群」が見頃を迎える22日夜から23日明け方にかけて、日本列島は高気圧におおわれるため、多くの地域で流星観測ができそう。湿った空気の影響を受ける北海道の道東、関東から東海の沿岸では雲が多くなる可能性があるものの、それら以外の多くのエリアは「バッチリ見える」と予想されている。

《奥山直美》

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