「子供にやさしいまちランキング」2位福井県、1位は?

 AIを活用した非財務ビッグデータの調査、分析を行うサステナブル・ラボは2021年5月10日、「子供にやさしいまちランキング」TOP10を発表した。1位となったのは「島根県」。2位「福井県」、3位「鳥取県」が続いている。

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「子供にやさしいまちランキング」TOP10
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 AIを活用した非財務ビッグデータの調査、分析を行うサステナブル・ラボは2021年5月10日、「子供にやさしいまちランキング」TOP10を発表した。1位となったのは「島根県」。2位「福井県」、3位「鳥取県」が続いている。

 「子供にやさしいまちランキング」は、47都道府県が開示する資料や官公庁統計等のオープンデータのうち、子供の教育環境に関する情報や健康・福祉に関するデータ、子育て世帯のサポート状況等の要素を複合的に解析した「子供にやさしいまちスコア」をランキング化したもの。

 1位は「島根県」で、全国1位の「保育園・幼稚園登園割合」「人口1人あたりの特別支援学校数」、全国2位の「人口1人あたりの教育費」等の指標が特に優れている。統計や開示情報からも、子供を受け入れる体制が整っており、親や家族が安心して子育てができる環境であることがうかがえる。

 このほか、2位「福井県」、3位「鳥取県」、4位「徳島県」、5位「岩手県」、6位「秋田県」、7位「佐賀県」、8位「青森県」、9位「山形県」、10位「山梨県」となった。

 サステナブル・ラボによるとランキング上位の都道府県は、教育に関する指標のうち「人口1人あたりの教育費」「小中学校登校者割合」「保育園・幼稚園登園割合」「人口1人あたりの社会教育施設割合」「人口1人あたりの特別支援学校数」が共通して優れている傾向がみられた。また、健康や福祉に関する指標のうち「人口1人あたりの衛生費」「人口1人あたりの衛生費+教育費+生活保護費」「保育園登園割合」も共通して優れている傾向にあったという。

◆子供にやさしいまちランキング
1位:島根県
2位:福井県
3位:鳥取県
4位:徳島県
5位:岩手県
6位:秋田県
7位:佐賀県
8位:青森県
9位:山形県
10位:山梨県

《外岡紘代》

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