俳句甲子園、開成高が連覇
第24回俳句甲子園全国大会が2021年8月22日、愛媛県松山市で開催され、団体では東京の開成高校が優勝し、2年連続優勝となった。個人では岡山県立岡山朝日高校2年生の辻颯太郎さんが受賞した。
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俳句甲子園は、俳句を通じて地域間や世代間で交流し、若者の文化活動を活性化する「俳都」松山市の夏の風物詩となっている。第24回は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、地方大会を中止とし、全国大会予選を投句審査により行った。全国大会出場32チームから投句審査で準決勝進出4チームを選出し、無観客による討論形式で試合を行った。試合のようすはYouTubeで配信された。
準決勝進出チームは、開成高校A・B、海城高校B、洛南高校の4チーム。兼題は、3位決定戦が「鰯雲 いわしぐも」、準決勝は「菊 きく」、決勝は「夜食 やしょく」。トーナメントにより、決勝戦は開成高校Bと洛南高校が対戦し、開成高校Bが「ささやかな塩の輝く夜食かな」等の俳句で3勝1敗により優勝。開成高校は前年度に続き2連覇となった。
個人では、岡山県立岡山朝日高校2年生の辻颯太郎さんが「ウミユリの化石洗ひぬ山清水」で最優秀賞に輝いた。俳句甲子園のWebサイトでは、団体、個人賞のほか、各審査委員長選出の優秀賞、入選の俳句を掲載している。
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