子供のキャリア教育「親世代と異なる教育が必要」9割超
キャリア教育のオンラインスクールを運営するミライメイクは「子供のキャリア教育に関する調査」の結果を発表した。9割以上の親が「子供には親世代とは異なる教育が必要だ」と回答した。
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
ミライメイクは、2020年度から小学校ではじまったキャリア教育を受け、子供のキャリア教育に関する調査を実施。調査日は2021年11月8日。インターネットで調査を行い、1,048人から回答を得た。
「これからの世代を担う子供たちには、自分たちの時代(親世代)とは異なる形の教育が必要だと感じますか」の質問には、9割以上の人が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答。「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた人に対し、その理由を尋ねたところ「昔とは違う常識、価値観に変化してきている」をあげた人が最多。ついで「昔とは違う知識、スキルが求められる時代になっている」「人生の選択肢に多様性のある時代になっている」が続いた。
「お子さんが将来なりたい職業についてご存じですか」の質問には、6割以上が「はい」と回答したのに対し、4割近くの人が「いいえ」と回答。「お子さんの将来について親子で話しあう時間を確保できていますか」の問いには、「どちらともいえない」「あまり確保できていない」「まったく確保できていない(話しあっていない)」と答えた人が半数近くを占めた。
「2020年度から、小学校でキャリア教育が本格導入されていることを知っていますか」には7割以上が「いいえ」と回答。「親子で将来について話しあう時間(キャリア教育の時間)が長いほど、お子さんの学習意欲向上に繋がると言われていることをご存じですか」にも7割以上が「知らない」との結果だった。
「小学校低学年へのキャリア教育導入によって、お子さんの学習面のどのような部分の変化や向上を期待しますか」には「勉強に対する意欲、関心を持つこと」との回答がもっとも多く、これに「コミュニケーション能力の向上」「努力や継続ができる力を身に付けること」が続く。
子供の将来に有益な価値を創出し得る「キャリア教育」。今後、キャリア教育は家庭でも求められる時代になるだろう。
《編集部》
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