小学生が親としたいこと、1位は「お出かけ」

 スタジオアリスは2021年11月、小学生の子供をもつ男女400名と、中学生の子供を育てた経験のある男女100名を対象に、「小学校の卒業と家族時間に関する調査」を実施。親と一緒にお出かけしたいと考えている小学生が6割以上いることがわかった。

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子供が小学校高学年になって以降、家族で過ごす時間が減っているように感じますか
子供が小学校高学年になって以降、家族で過ごす時間が減っているように感じますか 全 6 枚 拡大写真

 スタジオアリスは2021年11月、小学生の子供をもつ男女400名と、中学生の子供を育てた経験のある男女100名を対象に、「小学校の卒業と家族時間に関する調査」を実施。親と一緒にお出かけしたいと考えている小学生が6割以上いることがわかった。

 子供が小学校高学年になってから、中学に入学するまでに、家族で過ごす時間が減っているかについて聞いたところ、約2人に1人が「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答した。
 
 家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子供が友達と遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が多く、また「子供が1人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数みられた。

 一方、小学生に家族と一緒に過ごす時間に満足しているか尋ねたところ、8割以上が「満足している」「どちらかといえばそう思う」と回答。親とどのようなことをして家族の時間を過ごしたいかを調査したところ、「一緒にお出かけしたい(63.0%)」にもっとも票が集まり、「一緒にゲームがしたい(44.5%)」「ご飯を一緒に食べたい(42.8%)」が続いた。

 子供が成長するにつれて家族で写真を撮る機会が減っているかについて聞いてみると、8割以上が「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答。理由として「一緒に出かける回数が減った」「家族が揃う時間が減った」が多く、「子供が恥ずかしがるようになった」も4割以上いた。

 小学校最後の行事である卒業式に出席したいと思うか質問したところ、9割以上が「思う」「どちらかといえば思う」と回答。卒業式の写真については、約95%もの人が写真を残したいと回答した。子供が成長して写真を撮る機会が減っているからこそ、大きな節目の「卒業」の写真を残して、子供の成長を実感したいと考える親が多いのかもしれない。

《木村 薫》

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