ねったいかん「生きものと行く!世界旅行展」4/10まで

 板橋区立熱帯環境植物館は2022年3月15日から4月10日まで、「生きものと行く!世界旅行展」を初開催する。オセアニア、中南米等5つの地域の「生きもの」を展示し、地域の風景とそこに住む生きものたちについて紹介する。海外旅行気分を味わえる。

趣味・娯楽 小学生
生きものと行く!世界旅行展
生きものと行く!世界旅行展 全 6 枚 拡大写真
 板橋区立熱帯環境植物館は2022年3月15日から4月10日まで、「生きものと行く!世界旅行展」を初開催する。オセアニア、中南米等5つの地域の「生きもの」を展示し、地域の風景とそこに住む生きものたちについて紹介する。海外旅行気分を味わえる。

 板橋区立熱帯環境植物館(通称:ねったいかん)は、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現した温室やミニ水族館をもつ施設。「生きものと行く!世界旅行展」は、新型コロナウイルスの影響等もある中で、少しでも旅行気分を味わうことができるようにと、工夫したねったいかん初の企画展示。展示する「生きもの」と、その生息地域の世界5つのエリアの風景や、そこに住む生きものたちの情報を紹介するスタンプラリー等を3月15日から4月10日の期間中に実施する。

 「生きものと行く!世界旅行展」は、展示する「生きもの」の生息地域である世界5つのエリア「『生きもの』たちの故郷」を巡る世界旅行。受付でオリジナルの「ねったいかん旅行パスポート」を受け取り、観覧ルートに従って館内を巡る。「ねったいかん旅行パスポート」はクイズ用紙と、スタンプラリー台紙になっている。

 2階の展示室は、スタンプラリーで紹介した「生きもの」を実際に見ることができ、パネル展示やクイズ等を通じて、世界の「生きもの」と生息地域について、楽しく学べる。

 スタンプラリーに登場する「生きもの」の他にも、動物・魚等を、その生育地域ごとに特別展示する。「オセアニア旅行」では、オーストラリアに生息する「フトアゴヒゲトカゲ」と、パプアニューギニア等に生息する美しい淡水魚「レインボーフィッシュ」の仲間を紹介。

 「北中米旅行」では、北米東海岸からメキシコ湾岸に分布する、頭部が白っぽい「キタダイヤモンドガメ」や、カリブ海に生息する「エンゼルフィッシュ」の仲間。「南米旅行」は光が当たると鱗に虹色の光沢が現れる蛇「コロンビアレインボーボア」や、アマゾン川に生息する「ネオンテトラ」等の小型淡水魚を展示。

 「アフリカ旅行」では、舌を伸ばして餌を捕まえ、体色が変化することで有名な「パンサーカメレオン」と、ナイル川等に生息する発電魚「デンキナマズ」。「東南アジア旅行」は東南アジアに広く分布し、その鳴き声から名付けられた「トッケイヤモリ」と、中国海南島やベトナムに生息する鮮やかな緑色の蛇「ライノラットスネーク」を紹介する。

 展示は生物の状態等により、内容を変更する場合があるが、子供が興味を持てるよう、ねったいかんで「生きもの」の飼育に携わるスタッフの知識と経験を生かした、親子で参加しても楽しめる内容になっている。

◆生きものと行く!世界旅行展
開催日:2022年3月15日(火)~4月10日(日)
※3月22日・28日、4月4日は休館日
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
会場:板橋区立 熱帯環境植物館(東京都板橋区高島平8-29-2)
観覧料金:無料(入館料別途)

入館料:
大人:260円(税込)
小・中学生:130円(税込)
65才以上:130円(税込)
※未就学児無料、土・日曜日は小・中学生入館無料

《大田芳恵》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集