【大学受験】東大現役合格者853名を生んだ東進の「人間力を高める指導方針」とは

 2022年度入試でも合格者実績で快進撃を続ける東進ハイスクール。そのカリキュラムの特色や方針について、運営元であるナガセの広報部長 市村秀二氏に聞いた。

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【大学受験】東大現役合格者853名を生んだ東進の「人間力を高める指導方針」とは
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 各予備校ともに今年度の合格者数などの結果が出始めている。東進ハイスクールにも続々と合格の報が寄せられており、2022年3月12日現在、東京大学(以下、東大)現役合格者は史上最高の853名(昨年最終対+37名)、早稲田大学・慶應義塾大の現役合格者数も昨年最終を早くも上回り史上最高の5,256名(昨年同日対+523名)を記録した。また、学校推薦型選抜による東大合格者数は33名(昨年最終対+10名)と、こちらも史上最高の現役合格者となったという。

 そこで快進撃を続ける東進ハイスクールのカリキュラムや方針について、運営元であるナガセの広報部長 市村秀二氏に聞いた。

難関大現役合格、東進史上過去最高を更新



--2022年度の東大現役合格者が853名と史上最高とのこと。年々アップデートされるカリキュラムなど、教育内容の質の向上に尽力されている成果かと思います。東進生は具体的にはどのように学ばれているのでしょうか。東進ハイスクールの教育について教えてください。

 本年は、東大現役合格者は853名(昨年最終対+37名)で、東大全体の現役合格者の38.0%が東進生という結果になりました。最難関である東大に合格させるための指導ノウハウは、東大のみならず他大学に合格するための指導でも大いに力を発揮しています。

 では、どのような指導なのかということをお話します。ベースとなるのは実力講師陣による魅力に溢れた授業です。その授業を生徒一人ひとりの志望校や学力、スケジュールに応じて個別に受講できるシステムで一気に学力を伸ばします。と、そこまでは多くの皆さんにご理解いただいていますが、実は、東進ならではの強力な合格の理由があるのです。

2022年度合格実績:東大

 中でも極めて高い効果をあげているのが、高3の夏から行う徹底した志望校対策演習です。東進の志望校対策については、追ってもう少し詳しくご紹介しますが、「志望校別単元ジャンル演習講座」では、のべ100万人以上の卒業生の、200億題にも及ぶ学習履歴や成績、合否などのビッグデータと、各大学入試を徹底的に分析した結果など、東進独自のAIを活用します。これにより、苦手分野を中心に志望校に沿った傾向のその生徒にとって得点を最大化するために最適な問題セットを提案することができています。まさに「完全個別の合格プログラム」です。

 そして最後の仕上げは、総合力を高める実践演習です。「第一志望校対策演習講座」を活用して、国公立であれば記述対策を含めた得点力を高めていきます。

2022年度合格実績:早慶

 この徹底した志望校対策が東進生の合格力を高めていると考えています。同時に、学習のモチベーションの核となる、将来の目標を考える機会を数多く準備しています。

 たとえば、毎月開催している「トップリーダーと学ぶワークショップ」では、経済界や世界に影響を与える研究者など、各界の第一人者をお呼びして講演をしていただいています。講演後はテーマに沿ったディスカッションを行い、自分の考えをまとめてプレゼンテーションまで行います。一流の方々から新しい知見を得て、それを発信することを目的としていて、学習するうえで極めて大切な「何のために学ぶのか」という志を高める取組みです。各校舎でも映像を視聴し、ディスカッションを行っています。また、将来の目標を明文化する「志作文」や、大学の学問を肌で感じる「大学学部研究会」など、大学受験を人生の通過点として、その先を見据えた学習を行うのが東進の指導です。

 また、東進の取組みの1つに「チームミーティング」があります。5~6名ほどのチームを組み、週1回ミーティングを行います。学習状況や将来の目標の共有まで、一緒に目標に向かってチームで進んでいきます。受験勉強は本来個人戦ですが、同じ目標をもった仲間の存在はとても大きいものです。

--2022年度の東大の学校推薦型選抜での合格者は現役・浪人合わせて88名。そのうち現役合格者した東進生は33名とのこと。学校型推薦試験でも結果を出されていますね。その理由を教えてください。

 主軸は、前期試験を突破できるだけの学力をしっかりと身に付けるための学習カリキュラムです。現在のところ東大の推薦入試に特化した具体的なカリキュラムを用意しているわけではありませんが、東進が力を入れている「人間力を高める指導方針」と東京大学のアドミッションポリシーが合致した結果が、合格という形につながったと考えています。

 たとえば、先述の「トップリーダーと学ぶワークショップ」など、常に大学受験のその先を考え、人間力を高めるイベントを定期的に行っています。参加した生徒は刺激を受けながら、自身の視野を大きく広げています。将来の目標を達成するための通過点として大学受験をとらえることで、大学の学びを明確化できると思います。

 また、年々合格者を増やしているのには、過去に合格した先輩たちのおかげでもあります。私たちは前年度の受験者から論文や面接などの内容を詳細に収集し、後輩の受験生に還元しているのです。

2022年度合格実績:旧七帝大+東工大・一橋大・神戸大

データを活用した受験生サポート



--先ほども少しご紹介いただきましたが、東進はデータをうまく活用した受験生サポートが印象的です。いくつかサービスをご紹介いただけますか。

過去問演習講座



 志望校合格を本気で目指すなら、「過去問は直前に行うもの」という考えを改める必要があると思っています。早い段階で過去問に取り組み、十分な量を解き、その結果に基づく的確な志望校対策演習を徹底して行う、これが東進の合格指導のポイントです。

 過去問演習講座では、最大10年分の過去問演習が行えます。記述形式の出題には添削指導がついており、完全解答を目指して各問題3回の添削指導を受けることができます。東進講師による解説授業で、問題の考え方・解き方も理解していきます。この過去問演習講座の成績データをAIに取り込み、次のステップに活用していきます。

 なお、過去問演習講座は、「大学入学共通テスト」と、101大学600学部に対応する「国公立二次試験」「私大一般選抜」を取り揃えています。

志望校別単元ジャンル演習講座



 2017年から開講し、東進の合格力の軸となるAIを活用した演習講座です。このAIにはのべ100万人以上の卒業生の、200億題にも及ぶ学習履歴や成績、合否などのビッグデータと、各大学入試を徹底的に分析した結果などの教務情報が取り込まれています。受講生個人の学習履歴と照らし合わせ、東進独自のビッグデータから、苦手分野を中心に志望校に沿った傾向のその生徒にとって得点を最大化するために最適な「必勝必達演習セット」を提案します。

第一志望校対策演習講座



 弱点克服のための「志望校別単元ジャンル演習講座」を経て、東進で最後に取り組むのが「第一志望校対策演習講座」です。第一志望校の入試傾向に即した演習を、直前期の仕上げとして行っていきます。もちろん添削指導も行います。

大学入試問題 過去問データベース(無料)



 東進では、185大学、最大28年分の過去問を無料で閲覧することが可能です。一部の大学には解説がついています。志望校選択の材料として、いつでも過去問の確認ができます。

合否判定システム(無料)



 大学入学共通テストの得点から、合格可能性を判定します。東進の判定は、共通テストでの偏差値で合否を判定するのではなく、二次試験の配点も考慮した総合判定で、より実態に即した判定を提示しています。また、私大一般選抜の判定も行っています。合否判定システムを含む、「東進共通テスト分析」はその年の受験生30万人以上の参加をいただき、精度の高い判定を行っています。

「現役合格にこだわる姿勢」がその先の人生に生きてくる



--東進が「現役」での合格にこだわって指導する理由を教えてください。

 前提としてお伝えしておきたいのは、現役で行けるところを目指すのではなく、あくまで第一志望校にこだわるということです。しかも、部活や学校行事など一度しかない高校生活を満喫しつつ、現役合格を目指します。「そんなことは無理」と思われがちですが、3年間のやり方と努力次第で実現可能です。

 受験までの時間は皆平等に与えられています。まずはできる限り早期に準備をスタートすること。そして限られた期間の中で現役合格という目標に向けて、いつまでに何をすべきか逆算し計画を立て実行していくこと。これは今後の人生でも重要なことです。現役合格にこだわることで生まれる計画性が、その先の人生にも生きてきます。

 東進では現役合格をするために必要なサポートを全力で行っています。東進の仕組みを使えば、部活動や学校行事などの高校生活と両立して、ひとりひとりに合わせた個別カリキュラムで力をつけていくことができます。

 自らがここだと決めた志望校に向けて、全力で臨む。結果的に浪人を選択することになっても、現役時の努力は次につながる大きな財産となります。大切なのは、限られた時間のなかで目標に向かって本気で取り組むことです。

--2023年度の受験生をはじめ今後受験に臨む新高1・新高2生に向けて、東進での学びを体験できる機会は用意されているのでしょうか。

 3月27日まで「新年度特別招待講習」の申込みを受け付けています。東進の合格力の核となる実力講師陣の授業はもちろん、英単語1,800語を2週間でマスターする受講者が続出の「高速マスター基礎力養成講座」も受講できます。

 なお、この「新年度特別招待講習」は無料招待です。受験勉強を始めるきっかけとしてぜひ活用してください。

新年度特別招待講習

 また季節を問わず、「1日体験」の機会を用意しています。高校生であれば、約1,100校舎の東進ハイスクール、東進衛星予備校で誰でも受けることができます。実際に提供している講座の一部を体験受講できるので、東進がどのような指導をしているのか気になる方は、お気軽に校舎にお越しいただければと思います。

勉強をする「意味」が自ずと見えてくる



--受験する先輩の背中をみながら、これから受験勉強の姿勢に入る高校生に向けてメッセージをお願いします。

 2022年度の高1生から、新課程のカリキュラムが始まりますね。数学Cの復活や、共通テストでの「情報」の追加など、受験生の負担が増えるかもしれません。しかし、今一度勉強する意味を考えてみてください。

 世界に目を向けると、新型コロナの脅威がいまだ収まらず、また国際情勢の大きな変化など、私たちを取り巻く環境は明るいものばかりではありません。しかし、未来を創っていくのは若い世代の皆さんです。どんな世界にしていきたいのか、どうしたらより良くできるか、よく考えてほしいと思います。すると勉強をする意味も自ずと見えてくるはずです。

 夢を叶えるための志望校合格を達成できるのは、努力を継続できる人です。その続ける原動力が将来の夢や目標です。

--ありがとうございました。

 新年度特別招待講習は全701講座から厳選された授業ばかりがそろっているという。無料で体験できるので、新高3生のみならず、今後受験に臨もうと考えている新高1・新高2生もぜひ、東進ハイスクールの「学び」を、実際に体験してみてはいかがだろうか。

東進ハイスクール新年度特別招待講習

《編集部》

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