東北大学、クルマの知能化・電動化学ぶ体験型科学教室6/11

 東北大学は2022年6月11日、小学4年~6年生対象の体験型科学教室をオンラインで開催。テーマは、「クルマもクルマ作りも知能化・電動化」で、日産自動車の開発・デザイン・生産、それぞれの部門の知能化と電動化について学ぶ。定員は30人。

教育イベント 小学生
クルマもクルマ作りも知能化・電動化
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 東北大学は2022年6月11日、小学4年~6年生対象の体験型科学教室をオンラインで開催。テーマは、「クルマもクルマ作りも知能化・電動化」で、日産自動車の開発・デザイン・生産、それぞれの部門の知能化と電動化について学ぶ。定員は30人。

 東北大学工学研究科・工学部サイエンスキャンパスは、小学生・中学生を対象に"ものづくり"や"科学実験"等の体験型科学教室を開催している。今回は、日産自動車の協力で「クルマもクルマ作りも知能化・電動化」を行う。

 教室では、3部に分けて「NISSAN」のクルマ作りを体験する。「デザインわくわくスタジオ」では、自分でクルマをデザインし、それを形に表した粘土作品を事前に製作し、完成写真を送る。送った写真の中から、現役のカーデザイナーが3Dモデリングしてデジタル化し、自動車を実際にデザインする流れを学ぶ。カーデザイナーと一緒に、自分のアイデアを形にする楽しさを体験する。

 「わくわくエコスクール」では、これからのクルマはなぜ電動化と知能化が必要なのかを一緒に考える。実験では回生エネルギーや、教材として送付された電気自動車の模型を使った実験を通して、二酸化炭素を出さずに走る電気自動車の仕組みについて学ぶ。

 さらに、「ものづくりキャラバン」でインテリジェントファクトリーの動画と説明を通して、「未来のクルマ作り」や「人とロボットの共生」等について学ぶ。これらの体験から、車作りを通しての「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」について考える機会となるという。

 対象は、小学4年~小学6年生。事前申込制で、定員は30人。申込みは、Webサイト「学都 仙台・宮城サイエンスコミュニティー」の登録が必要。申込締切は5月15日午後11時50分。応募多数の場合は抽選となる。申込結果は5月16日に知らせる。参加費は無料。参加者には事前に教材キットを郵送する。当日はZoomを利用する。

◆東北大学サイエンスキャンパス体験型科学教室「クルマもクルマ作りも知能化・電動化」
日時:2022年6月11日(土) 13:30~15:40
場所:Zoomを利用して開催
対象:小学4年~6年生
定員:30人
参加費:無料
申込方法: Webサイト「学都 仙台・宮城サイエンスコミュニティー」登録後に申し込む
申込締切:2022年5月15日(日)23:50
※応募多数の場合は抽選

《田中志実》

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