小中学生の8割「日焼け対策する」美容・美白への意識も

 小中学生の約8割が外出時に日焼け対策をしており、2割は1年中日焼け対策をしていることが、ニフティが発表したアンケート調査から明らかになった。日焼け対策をする理由の2位には「美容・美白のため」があがっており、小中学生のうちから美容への意識の高さがうかがえる。

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「日焼け対策」に関するアンケート調査
「日焼け対策」に関するアンケート調査 全 14 枚 拡大写真
 小中学生の約8割が外出時に日焼け対策をしており、2割は1年中日焼け対策をしていることが、2022年5月20日にニフティが発表したアンケート調査から明らかになった。日焼け対策をする理由の2位には「美容・美白のため」があがっており、小中学生のうちから美容への意識の高さがうかがえる。

 ニフティは、運営する子供向けサイト「キッズ@nifty」を訪問した小中学生を中心に、「日焼け対策」に関するアンケート調査を実施。1,668件の有効回答を得た。調査期間は4月8日~5月2日。

 外に出るときに日焼け対策をしているかとの問いでは、全体の22%が「1年中している」、55%が「季節によって対策する」と回答。77%が日焼け対策をしていることがわかった。中学生に限定すると、何かしらの日焼け対策をしている割合は81%にのぼる。対策する季節については、夏が100%、春が48%、秋が28%、冬が2%だった。

 対策をしている人を対象に、何のために対策しているのか聞いたところ、小学生では「日焼けしたくないから」85%、「美容・美白のため」52%、「おうちの人に言われているから」36%という結果に。中学生では「日焼けしたくないから」89%、「美容・美白のため」66%、「体によくないから」24%となった。

 また、「美容・美白のため」を選んだ理由としては、1位「雑誌を見たから」、2位「モデルになりたい・あこがれているから」、3位「日焼けでシミができると知ったから」と続き、シミ・肌荒れ予防に関する知識や日焼け対策の重要性を雑誌等から得ているようすがうかがえる。

 具体的にしている対策としては、小中学生ともに「日焼け止めをぬる」がもっとも多く、小学生の97%、中学生の99%にのぼった。ついで、小学生では「帽子をかぶる」70%、「UVカット(日焼け防止)の服を着る」34%、中学生では「帽子をかぶる」47%、「なるべく外に出ない」42%と続いた。日焼け対策をする部位は、「手・うで」94%、「顔」93%、「あし」85%、「首」81%と、露出個所はまんべんなく対策しているようだ。

 日焼け対策を始めた時期については、小学生は「小学校に入る前」がもっとも多く40%。ついで「3年生」「4年生」がともに15%だった。中学生では、「6年生」がもっとも多く20%、その他「5年生」「中学1年生」がともに17%、「小学校に入る前」15%、「4年生」14%と僅差で続き、小学校高学年から中学校入学時期にかけて対策を始めていた。

 フリーワードでお勧めの日焼け対策を聞いたところ、「毎日、日焼け止めを塗ること。継続は力なり!」「あまり外に出ない(インドア派なので…)」「ビタミンA・C・Eを含む食べ物を食べる」「帰宅したら保冷剤にタオルをまいて肌を冷やす」等、日焼け止めをぬるだけでなく、食生活や日焼け後の肌のケアまで、大人顔負けの対策方法が寄せられた。

 アンケート結果は「キッズ@nifty」のサイトから見ることができる。

《畑山望》

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