「学ぼう！気象⇔防災」は、気象の基本原理を学び、これらから予測される災害や最新の防災関連技術をパネル、展示、映像、ワークショップ等を通して紹介するイベント。気象を把握する技術の進歩は、近年の異常気象による災害を予測し、減災や防災に活用されている。そうしたさまざまな研究データから得られた知見や技術等をわかりやすく紹介していく。
第1弾となる「学ぼう！気象⇔防災～北の丸気象講座～」は、私たちの生活に密着している“気象”をテーマに実施。科学技術館のある「北の丸公園」には東京都心の気象観測を行う「北の丸公園露場」があり、科学技術館の屋上にも観測装置が設置されている。これらの観測装置から得られたデータを活用し、日々の天気予報や防災に役立てられていることを紹介する。
また、これらのデータから予測される自然災害について知るとともに、防災にどのように役立てるのかについて展示や実験器具を通して学ぶ。気象と防災について双方から学ぶことで日々の防災を考え、万が一のときに対応できる力を身に付けることをねらいとしている。
今後は、8月6日～21日にかけて第2弾「科学技術館2022年夏休み特別展『学ぼう！気象⇔防災』」を、12月17日～25日にかけて第3弾「学ぼう！気象⇔防災～北の丸防災講座」を開催予定。
◆学ぼう！気象⇔防災～北の丸気象講座～
日時：2022年6月18日（土）～26日（日）10:00～16:50（最終入館16:00）
会場：科学技術館5階H棟 イベントホール（東京都千代田区北の丸公園2番1号）
対象：一般
入場料：無料（科学技術館の入館料で観覧可能）
入館料：大人880円、中学生・高校生500円、子供（4歳以上）400円
