【大学受験2023】国公立大入試の改訂後日程、一般出願締切2/3に

 旺文社教育情報センターは2022年6月28日、「2023年 国公立大入試日程決定!」をWebサイトに掲載した。国立大学協会と公立大学協会が公表した実施要領改訂版を踏まえ、改訂後の日程やポイント、注意点等を解説している。

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2023年 国公立大入試「実施要領」で改訂されたおもな日程 (c) 2022 旺文社 教育情報センター
2023年 国公立大入試「実施要領」で改訂されたおもな日程 (c) 2022 旺文社 教育情報センター 全 2 枚 拡大写真
 旺文社教育情報センターは2022年6月28日、「2023年 国公立大入試日程決定!」をWebサイトに掲載した。国立大学協会と公立大学協会が公表した実施要領改訂版を踏まえ、改訂後の日程やポイント、注意点等を解説している。

 2023年度入試については、6月3日に文部科学省が「大学入学者選抜実施要項」を、6月10日に大学入試センターが「共通テスト実施要項」を公表。国立大学協会と公立大学協会は2021年時点で、本試験と追試験の間隔を1週間とする通常の大学入学共通テスト(以下、共通テスト)日程を前提に2023年入試の実施要領を公表していたが、文部科学省と大学入試センターの発表を受けてそれぞれ実施要領を改訂した。

 「2023年 国公立大入試日程決定!」では、国立大学協会が6月14日、公立大学協会が6月27日に公表した実施要領改訂版について解説。改訂版で示されたおもな日程を一覧にするとともに、ポイント等をまとめている。

 2023年度共通テストの日程は、「本試験」が2023年1月14日・15日、「追(再)試験」が1月28日・29日でその間隔が2週間となり、大学への「受験生の共通テスト成績の提供日程」は2月6日以降となった。

 これを受けて改訂された国立大学・公立大学の実施要領では、「一般選抜の出願期間」「前期・後期 第1段階選抜の結果発表日」「後期・公立大中期合格発表日」「学校推薦型選抜(共通テストを課す)/総合型選抜の合格発表日」「学校推薦型選抜・総合型選抜の入学手続日」等が改訂されており、コロナ禍の収束が見通せない中、2023年国公立大学の入試日程はコロナ禍2年目の2022年入試と同様となった。

 なお、国立・公立大学協会の「実施要領」改訂が出る前に選抜要項で日程を公表した大学については、入試日程の変更がWebサイトや募集要項で示される。旺文社教育情報センターでは、改訂された一般選抜の出願締切について、国立・公立大学協会が「出願期間を考慮して2月3日の消印有効とする等の配慮に努めるものとする」としているが、前年は締切日必着(締切時間指定の場合あり)、締切日消印有効、前々日の消印は有効等、大学によって扱いが異なるため注意が必要だとしている。

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《畑山望》

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