2023年度茨城県立高等学校（全日制・定時制）の入学者選抜は、3月3日に一般入学学力検査、3月6日に特色選抜、共通選抜実技検査、連携型入学者選抜が実施される。
学力検査は、国語、理科、数学、社会、英語（聞き取りテストを含む）の5教科で実施（定時制課程には国語、数学、英語の3教科で実施する学校あり）。従来からの選択式問題に加え、全教科で記述式問題が取り入れられる。また、デジタル採点の導入により、解答用紙は画像データ化して採点される。
新たに全教科で記述式問題を取り入れるのは、思考力・判断力・表現力等をより適切にみるため。学習指導要領の内容を踏まえて出題する。また、記述式問題の分量は受検者が検査時間内に解答できるよう、選択式問題とあわせて適切な量となるよう配慮する。
採点においては、選択式問題はコンピュータが自動採点したものを、採点者が確認する。記述式問題は、採点者が解答の画像データを確認しながら採点する。
なお、万が一採点に誤りがあった際に速やかに対応するため、不合格となった受検者で事前に希望のあった人には、合格発表日に学力検査の「解答用紙の写し」を受検者の自宅へ送付する。「解答用紙の写し」等の送付用シートは、11月下旬までに中学校に配布する。
2023年度県立高等学校入学者選抜の実施要項については、7月中旬ごろに茨城県教育委員会のWebサイトに掲載される。
