IT夢コンテスト2022、最優秀賞は聖心女子学院高等科

 神奈川工科大学は2022年8月20日、「IT夢コンテスト2022」の最終審査結果を発表した。147応募作品(51校)の中から、震災シミュレーションをテーマにした聖心女子学院高等科(東京都)が最優秀賞を受賞した。

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 神奈川工科大学は2022年8月20日、「IT夢コンテスト2022」の最終審査結果を発表した。147応募作品(51校)の中から、震災シミュレーションをテーマにした聖心女子学院高等科(東京都)が最優秀賞を受賞した。

 神奈川工科大学が主催するIT夢コンテストは、全国の中学生・高校生・高専生(3年生以下)を対象に、IT(情報技術)で実現できる未来の社会や新たなサービス等に関する「夢」を語ってもらうコンテスト。コンテストを通してITに対する理解や興味を高め、創造力・問題発見能力・コミュニケーション能力を養うことを目的としている。

 12回目の開催となる2022年の応募総数は147作品(51校)。そのうち8月20日に開催された最終審査会には、創造性・個性豊かな16作品(13校)が進出した。最終審査会では、発表内容だけでなく質疑応答も含めて審査され、最優秀賞には聖心女子学院高等科(東京都)の「震災シミュレーションゲーム」が選ばれた。

 学校や職場等では、さまざまな避難訓練が行われているが、避難所での生活はほとんど知らないことから、震災シミュレーションゲームでは、地震発生直後ではなく、避難途中や避難所の生活を中心にシミュレーションし、いつ地震が来ても慌てず行動できることを目的としたという。

 優秀賞は、国立東京工業大学附属科学技術高等学校「音声解析と動画認識の融合 ~動画解析によるキーボードの自動採譜ソフトの開発~」、蒼明学院中等部(岡山県)「痛くない注射器」、香川県立高松商業高等学校「プラキング」の3作品が受賞。その他、IT夢コン実行委員長賞には、明治大学付属明治高等学校(東京都)「Healthian」、優良賞2作品には、十文字高等学校 (東京都)「もったいない?持たない!生活」、茨城県立東海高等学校「Upde(アプデ)」が選ばれた。

 「U18 IT夢コンテスト」のWebサイトでは、最終審査会予稿集(発表資料を冊子にしたもの)を掲載。最終審査会に進出した16作品のアイデアを見ることができる。最終審査会のようすは、後日動画で公開予定。


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《川端珠紀》

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