日本の教育発展を振り返る「学制150年史」公開…文科省

 1872年(明治5年)に日本最初の全国規模の近代教育法令である「学制」が公布されてから150年を迎えるのを記念し、文部科学省は2022年9月4日、Webサイトに「学制150年史」を公開した。記述編と資料編の2部構成で、日本の教育発展の軌跡をたどる。

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 1872年(明治5年)に日本最初の全国規模の近代教育法令である「学制」が公布されてから150年を迎えるのを記念し、文部科学省は2022年9月4日、Webサイトに「学制150年史」を公開した。記述編と資料編の2部構成で、日本の教育発展の軌跡をたどる。

 文部科学省は、2022年(令和4年)9月に「学制」創始以来150周年を迎えることを記念し、記念事業の一環として「学制150年史」を刊行。150年間の日本の教育の発展の軌跡について制度を中心にまとめたもので、記述編と資料編の全編をWebサイトに公開した。

 記述編は、第一編(明治5年~昭和20年)、第二編(昭和20年~昭和46年)、第三編(昭和46年~平成4年)、第四編(平成4年~令和4年)と、時代ごとに4つに分けて構成。各時代背景をもとにしながら、当時行われた教育制度や教育改革等をまとめており、全編850ページを超えるボリュームとなっている。

 資料編では、「現行の主要関係法律一覧」「関係公布法律の概要」「おもな審議会等の諮問・答申等の一覧」「文部科学省の組織の変遷等」「学校系統図」「教育統計」「年表」をまとめており、おもに直近30年間のものを中心に収録している。

 「学制150年史」は全編Webサイトで公開。各編ごとにPDF形式で掲載しているため、必要な個所のみ閲覧することもできる。

《畑山望》

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