【小学校受験2023】入学初年度納付金ランキング…関西2府4県

 私立小学校では2023年度の募集要項を公開しており、すでに試験を終了した学校もある。関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)の私立小学校の初年度納付金が105万円以上の小学校をピックアップしランキングにした。

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関西(2府4県)私立小学校 初年度納付金ランキング
関西(2府4県)私立小学校 初年度納付金ランキング 全 11 枚 拡大写真

 私立小学校では2023年度の募集要項を公開しており、すでに試験を終了した学校もある。関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)の私立小学校の初年度納付金が105万円以上の小学校をピックアップしランキングにした。一部学校で過去年度を参考にしている。費用は概算で、受験料や寄付金を含んでいない。

 入学初年度の納付金がもっとも高かったのは、仁川学院小学校(兵庫県西宮市)の159万800円。内訳は、入学金30万円、施設費25万円、制服・学用品・ICT機器準備費用約25万円、授業料70万3,200円(年額)、冷暖房費1万2,000円(年額)、安全管理費7,200円(年額)、父母の会費8,400円(年額)。その他、教材費等の諸費用が年額6万円程度となっている。なお、授業料や冷暖房費等の入学後の経費は2021年度の金額を公開している。

 追手門学院小学校(大阪府大阪市)の入学初年度納付金は、153万9,000円。内訳は、入学金25万円、入学時施設協力金5万円、制定品購入費等約21万5,000円(昨年度実績)、学費等(授業料・施設設備資金・給食費・教育振興会費・PTA設備援助資金)102万4,000円。その他、学年費(教材費)や修学旅行積立金等が必要となっている。

 同志社大学附属同志社国際学院初等部(京都府木津川市)の入学金は25万円、授業料は85万円、教育充実費は15万円。その他、別途諸費用教材費4万円、書籍費(1年生)2万円、保護者後援会費1万2,000円、宿泊行事積立金15万円、登下校ICタグ登録料2,620円、登下校ICタグ利用料4,404円、災害備蓄品費2,851円で、初年度の納付金の合計は148万1,875円。さらに、制定品として、体操服、体操帽、体育館シューズを購入する。

 関西大学初等部(大阪府高槻市)の入学初年度の納付金は148万1,500円。内訳は、入学金30万円、授業料80万円、施設費20万円、学年諸費6万5,000円、給食費10万4,500円、教育後援会入会金2,000円、教育後援会会費1万円。制服制定品や修学旅行等の積立金が別途必要となっている。

 初年度納付金は変更する場合もあるので、詳細は各学校のWebサイトで確認してほしい。その他の学校の初年度納付金は次のとおり。

◆首都圏私立小学校の初年度納付金ランキング
1位:仁川学院小学校 159万800円
2位:追手門学院小学校 153万9,000円
3位:同志社大学附属同志社国際学院初等部 148万1,875円
4位:関西大学初等部 148万1,500円
5位:小林聖心女子学院小学校 146万1,000円
6位:同志社小学校 143万2,843円
7位:関西学院初等部 134万3,000円
8位:立命館小学校 130万円
9位:洛南高等学校附属小学校 122万7,000円
10位:甲南小学校 115万円


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《田中志実》

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