【大学受験2023】河合塾、入試難易予想ランキング表9月版

 河合塾は2022年9月12日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テスト得点率のボーダーラインは、京都(総合人間-総合人間文系)が90%、東京(理科三類)が91%。

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2023年度入試難易予想ランキング表(国公立大)文・人文学系
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 河合塾は2022年9月12日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テスト得点率のボーダーラインは、京都(総合人間-総合人間文系)が90%、東京(理科三類)が91%。

 入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめて一覧にしたもの。志望校合格のためにどのくらいの得点や偏差値が必要になるのか確認して受験計画に役立てることができる。

 ボーダーラインとは河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインのことで、今回は2022年9月現在の予想を公開。国公立は大学入学共通テストの得点率と2次試験(個別学力検査)の偏差値、私立は偏差値を掲載している。

 国公立大学の共通テスト(前期日程)の得点率をボーダーラインでみていくと、文・人文学系は東京(文科三類)と京都(文-人文)82%。社会・国際学系は一橋(社会-社会)83%、法・政治学系は東京(文科一類)と京都(法)82%、経済・経営・商学系は、東京(文科二類)と京都 (経済-経済経営文系・経済経営理系)82%。理学系と工学系は、東京(理科一類・二類)85%、医・歯・薬・保健学系は東京(理科三類)91%、総合・環境・情報・人間学系は京都(総合人間-総合人間文系)90%が最難関。

 私立大学の偏差値をボーダーラインでみていくと、早稲田 (国際教養-国際教養-共通テスト併用)70.0、社会・国際学系は上智(総合人間-社会TEAP)と早稲田(国際教養-国際教養-共通テスト併用)70.0、法・政治学系は早稲田(政治経済-政治-共通テスト併用)70.0、経済・経営・商学系は早稲田(政治経済-経済-共通テスト併用)(商-地歴・公民型)70.0、理学系は国際基督教(教養-アーツサイエA)と早稲田(先進理工-生命医科学)67.5、工学系は早稲田(先進理工-生命医科学)67.5、医・歯・薬・保健学系は慶應義塾(医-医)と順天堂 (医-医B方式)72.5、総合・環境・情報・人間学系は慶應義塾(総合政策-総合政策、環境情報-環境情報)70.0が最難関となっている。

 なお、ボーダーラインはあくまでも入試の難易度を表したものであり、各大学の教育内容や社会的位置づけを示したものではない。今回のランキングでは、前回の入試結果と2022年度の全統模試の志望動向を参考にして設定しており、今後の模試の志望動向等により変更する可能性がある。


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《川端珠紀》

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