経済的に困難な家庭へ「応援ボックス」11/10まで受付

 子供支援専門の国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、経済的に困難な状況にある家庭を対象に「冬休み子どもの食応援ボックス」を提供する。申込受付は2022年11月10日まで。

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冬休み子どもの食応援ボックス
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 子供支援専門の国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、経済的に困難な状況にある家庭を対象に「冬休み子どもの食応援ボックス」を提供する。申込受付は2022年11月10日まで。

 「冬休み子どもの食応援ボックス」は、日本国内における子供の貧困問題解決事業の一環として、子供たちが長期休暇中に経済的な不安なく安心して食事ができるようサポートすることを目的に実施している。

 提供内容は、食料品セット・文具等・各種情報(1世帯あたり1セット限り)。「食料品セット」は、米、麺等の主食、副菜、飲料、お菓子等。アレルギー対応等を含む食品の指定には対応していないので、食物アレルギー等を持っている場合は、食べる前に必ず確認すること。食料品受け取り後の衛生管理および食料品によるアレルギー対応に関しては受け取った人の責任となる。「子供の就学費用を支援する各種公的制度の紹介」「子供のこころのケアのリーフレット」「親子のための情報サイトの案内」「子供の権利」等を学べる啓発ツールの案内等セーブ・ザ・チルドレンからのお知らせも入っている。

 今回は 5,000世帯に提供する。応募数が非常に増えているため、より多くの人を支援するために、前回より1世帯あたりの提供品数を減らし、支援世帯数を増やした。だが、申込者多数の場合は、受付期間終了後に申込条件を満たす人を対象に抽選を実施する。

 申込条件は、「国籍に関わらず日本国内に居住している」「0歳~18歳までの子供を扶養(2022年4月2日時点で18歳であれば、現在19歳の子供も含む)」「住民税非課税世帯またはそれに準ずる」をすべて満たす世帯。在留資格が不安定な人も申込可。

 申込みは、Webサイトの申込フォームより11月10日まで受け付ける。なお、申込みには必要書類のうちいずれかを写真撮影またはスキャンし、写真ファイルまたはPDFファイルにて、申込フォームに添付する必要がある。いずれの必要書類も用意できない場合や、在留資格が不安定な人、フォームの入力が難しい場合や、何らかの事情で代理人が申し込む場合は、「問い合わせフォーム」より相談できる。抽選結果は11月中、申込者全員にメールで知らせる。12月初旬から順次発送する。

◆「冬休み子どもの食応援ボックス」の提供
申込受付期間:2022年10月31日(月)~11月10日(木)11:00
対象:「申込条件」をすべて満たす世帯
提供世帯数:5,000世帯
申込方法:Webサイトの申込フォームから申し込む(必要書類を添付)
※申込者多数の場合、受付期間終了後に申込条件を満たす世帯を対象に抽選を実施
※発送は12月初旬から順次
必要書類:(1)~(5)の書類のうちいずれか
(1)「有効期限内の児童扶養手当証書」全部支給のもの
(2)「有効期限内の児童扶養手当証書(一部支給)」と「遺族・障害年金証書」と「非課税証明書」の3つ
※「児童扶養手当月額支給額x12か月」「年金(年額)」「収入(あれば)」の合計額が目安額未満であることを確認すること
※目安は1年間の収入が家族人数2人の場合204.4万円、3人221.6万円、4人271.6万円、5人321.6万円、6人370.4万円より少ない額
※合計額が目安額以上の場合は、申込条件にあてはまらないため応募しても抽選対象にはならない
(3)「令和4年度(2022年度)非課税証明書」と「子供の保険証」(1人分でよい)の両方
※「子供の保険証」も必ず一緒に提出すること
※保護者が2人の場合、2人分の非課税証明書を添付すること
(4)所得割額がゼロとなっている「令和4年度(2022年度)市民税・県民税の特別徴収税額通知書」と「子供の保険証」(1人分でよい)の両方
※保護者が2人の場合、2人分の「令和4年度(2022年度)市民税・県民税の特別徴収税額通知書」を添付すること
※子供の保険証も必ず一緒に提出すること
(5)生活保護受給者証
※在留資格が不安定な人で提出書類がわからない人は問い合わせる
※後日、確認のために連絡する場合がある。


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《大田芳恵》

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