東京医科大学は公開講座「座り過ぎは体によくありません!」を、2022年11月21日から2023年1月4日までオンラインで公開する。参加費は無料。申込み不要。
運動不足が健康に悪影響を及ぼすことは良く知られているが、最近では、普段運動を行っている人でも、日常生活の中で座っている時間が長い人ほど、2型糖尿病や心臓病になりやすく、結果的に寿命が短くなることがわかってきた。オーストラリアの研究者らが行った世界20か国を対象とした研究では、平日の座位時間は日本人がもっとも長かったとも報告されている。
一方、飛行機の中等で長時間座りっぱなしでいると、いわゆるエコノミークラス症候群になるリスクは上昇することがわかっている。しかしながら、座りっぱなしのときに体の中で何が起こっているのか、詳細はまだよくわかっていないという。今回、「8時間座位実験(若い健康な人対象)」の研究結果を説明し、座りっぱなしの悪影響を防ぐ方法についても解説する。
東京医科大学は「知ることがチカラになる」をキャッチフレーズに、知の還元として各キャンパスで市民公開講座を開催。がんや最新治療の解説等、さまざまな講演動画が視聴できる。
◆第13回東京医科大学市民公開講座「座り過ぎは体によくありません!」
日時:2022年11月21日(月)~2023年1月4日(水)
会場:オンライン ※申込み不要
参加費:無料