司書と準デジタルアーキビストを学べる科目、通信制大学で2026年度開講

 オンラインのみで学位を取得できる八洲学園大学(文部科学省認可)は、2026年度より「準デジタルアーキビスト」資格に対応する科目を開講する。同科目は図書館司書資格の科目としても開講予定で、実現すればオンラインで「司書」と「準デジタルアーキビスト」の2資格を同時に取得できる国内初の大学となる。

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八洲学園大学 キャンパス外観
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 オンラインのみで学位を取得できる八洲学園大学(文部科学省認可)は、2026年度より「準デジタルアーキビスト」資格に対応する科目を開講する。同科目は図書館司書資格の科目としても開講予定で、実現すればオンラインで「司書」と「準デジタルアーキビスト」の2資格を同時に取得できる国内初の大学となる(2026年1月同大学調べ)。

 八洲学園大学は、eラーニングを通じて一度も校舎へ通学することなく「在宅学修(オンライン学修)」で図書館司書資格を取得できる通信制大学である。2025年9月末時点で3,969名の司書資格取得者を輩出してきた。在学生らから「デジタルアーカイブの専門性も身に付けたい」という要望を受け、専門人材の育成を目的に新科目の検討を進めてきた。このたび、日本デジタルアーキビスト資格認定機構より「準デジタルアーキビスト」養成機関として認定され、開講が決定した。新科目は1科目1単位で、図書館司書資格の科目としても認定される予定だ。

 準デジタルアーキビスト資格は、日本デジタルアーキビスト資格認定機構が認定する、デジタルアーカイブの基礎能力を証明する民間資格である。文化・産業資源などのデジタル化に関する基礎的な知識と技能を有する者に与えられる。同資格は、情報の収集・登録・保存・管理・流通等の基礎知識や、著作権・プライバシーなどの権利処理に関する理解、デジタルアーカイブ制作の実務能力などを備えていることを示す。2025年10月1日時点で6,563名が取得しており、図書館や博物館、企業など幅広い分野での活躍が期待されている。

 指導は、上級デジタルアーキビスト資格を持つ原田隆史教授(図書館情報学)が中心となる予定。改正博物館法で位置付けられた「資料のデジタルアーカイブ」に関心がある学芸員志望者にも適している。2004年に開学した同大学は国内初のオンライン大学で、学生の平均年齢は38歳。司書資格取得後に「学校図書館」について専門的に学びたい人向けに「学校図書館専門職養成 基礎プログラム」も開設している。55歳以上を対象としたシニア割引や、夫婦・親子割引などの学費サポート制度も用意されており、幅広い年代の学び直しを支援している。

《風巻塔子》

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