新語・流行語大賞を発表、2022年の年間大賞は「村神様」

 ユーキャンは2022年12月1日、「現代用語の基礎知識」選「2022ユーキャン新語・流行語大賞」を発表した。年間大賞には、ヤクルトスワローズの村上宗隆の活躍を讃える「村神様」が選ばれた。野球関連の言葉が年間大賞に輝くのは2年連続。

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「現代用語の基礎知識」選 2022ユーキャン新語・流行語大賞 年間大賞
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 ユーキャンは2022年12月1日、「現代用語の基礎知識」選「2022ユーキャン新語・流行語大賞」を発表した。年間大賞には、ヤクルトスワローズの村上宗隆の活躍を讃える「村神様」が選ばれた。野球関連の言葉が年間大賞に輝くのは2年連続。

 「ユーキャン新語・流行語大賞」では、その年に発生したさまざまな「ことば」の中で、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選び、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰。1984年にスタートし、毎年12月初めに発表している。

 2022年は12月1日、都内会場で「現代用語の基礎知識」選「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式を開催。ノミネートされている30語の中から、2022年新語・流行語大賞のトップテンと年間大賞を発表した。

 年間大賞は、ヤクルトスワローズの村上宗隆の活躍を讃える「村神様」。今季の5打席連続本塁打、史上最年少3冠王、日本選手最多56本塁打等の偉業からSNS等で呼ばれるようになった。2021年の年間大賞となった大谷翔平の「リアル二刀流/ショータイム」に続き、2年連続で野球関連の言葉が輝いた。

 トップ10にはこの他、ロシアのウクライナ侵攻から「キーウ」、日本ハムファイターズの「きつねダンス」、安倍晋三元首相の「国葬儀」、旧統一教会にまつわる「宗教2世」、関西弁で使われる「知らんけど」、スマートフォンを斜めがけできる「スマホショルダー」、食品ロス軽減につながる「てまえどり」、人気飲料「ヤクルト1000」、賃金が上がらない中での急激な物価上昇を指す「悪い円安」を選出した。

 また、選考委員特別賞には、夏の甲子園で東北勢初の優勝を果たした宮城県・仙台育英高校の須江航監督が優勝インタビューで発した「青春って、すごく密なので」が選ばれた。


《奥山直美》

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