東京都立大オープンユニバーシティ、全90講座の受講者募集

 東京都立大学はオープンユニバーシティ2022年度冬期講座を、2023年1月から3月まで対面とオンラインで開講する。オンラインスペシャル講座「いま、環境問題を考える」全8回。高校生無料10講座。会員制、入会金3,000円。受講料1,000円、入会金不要のプレミアム講座もある。

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オープンユニバーシティ2022年度冬期講座
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 東京都立大学はオープンユニバーシティ2022年度冬期講座を、2023年1月から3月まで対面とオンラインで開講する。オンラインスペシャル講座「いま、環境問題を考える」全8回。高校生無料10講座。会員制、入会金3,000円。受講料1,000円、入会金不要のプレミアム講座もある。

 東京都立大学は、社会貢献を教育・研究と並ぶ柱とし、都民や社会人等の学習ニーズに応える生涯学習の拠点として、さらには地域社会の活性化を目指して、大学のもつ学術研究の成果を広く社会に還元する「オープンユニバーシティ」を開設している。今回、冬期講座(期間1~3月まで)では、対面59講座、オンライン31講座、うち高校生無料講座10講座の全90講座と学習意欲・知的好奇心に応えた講座を幅広く用意している。

 日本政府は2021年に、「温室効果ガスの削減を2030年に46%減(2013年比)、2050年に実質ゼロ」という目標を掲げた。地球温暖化をはじめ、さまざまな環境問題について多角的に考えるオンラインスペシャル講座「いま、環境問題を考える」を全8回行う。ライブ配信と見逃し配信も実施する。

 また、高校生無料講座では、東京都立大学の授業が体験できる。永井撤氏が講師を務める「臨床心理学入門~『こころ』を支援すること」や、織井優貴子氏が講師を務める「看護師になるための基礎講座」等、大学の教員による講座を開講する。

 さらに、プレミアム講座では、東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究内容を紹介する4つの講座を開講する。「自治体間連携が切り拓く自治のフロンティア」を講師は大杉覚氏、「聖なる空間の歴史 古代の聖地から現代建築まで」を講師は伊藤喜彦氏、「遺伝の法則で知られるメンデル氏の実験はインチキだったのか?」を講師は岡本正吾氏、「万葉挽歌の表現~挽歌とはなにか~」を講師は高桑枝実子氏が務める。

 講座は、対面とオンライン(Zoom)で行う。オンライン講座はライブ配信と見逃し配信を開講翌日以降7日間実施する。

 受講は会員制で行う。非会員の人は、講座申込と同時に会員登録をすること。会員には年齢等の要件、試験等はなく、誰でも入会できる。入会金は3,000円(税込)。高校生の無料講座は入会金不要。受講料は講座ごとに設定している。ただし、プレミアム講座は入会金不要、特別価格1,000円で受講可。

 申込みは、Webサイトではオンライン講座と対面講座の両方を受け付ける。自宅等にインターネット環境がない人は電話・FAXにて対面講座の申込みを受け付ける。なお、FAXはパンフレット冊子に付いている、または、WebサイトよりダウンロードできるFAX申込用紙を使用すること。詳細はWebサイト、パンフレットで確認できる。

◆オープンユニバーシティ2022年度冬期講座
期間:2023年1~3月
講座形式:対面、オンライン(Zoom)
対象:会員制(誰でも入会可)
入会金:3,000円(税込)※高校生無料講座不要
受講料:講座ごとに設定
申込方法:
【対面】Webサイト、自宅等にインターネット環境がない人は電話・FAXから申し込む
※FAXはパンフレット冊子に付いている、または、WebサイトよりダウンロードできるFAX申込用紙使用すること
【オンライン】Webサイトから申し込む

<オンラインスペシャル講座>
「いま、環境問題を考える」全8回
日程・講師:
2023年1月25日(水)「持続可能な未来社会のための総合地球環境学」谷口真人氏(総合地球環境学研究所副所長・教授)
2023年2月1日(水)「地球温暖化をどう考えるか」松本淳氏(東京都立大学都市環境学部教授/気候学国際研究センター長)
2023年2月8日(水)「地球環境問題における科学と政治」竹川暢之氏(東京都立大学理学部教授)
2023年2月16日(木)「環境問題とエネルギー」宍戸哲也氏(東京都立大学都市環境学部 教授/水素エネルギー社会構築推進研究センター長)
2023年2月22日(水)「環境問題を経済学的視点から考える」宮本弘暁氏(東京都立大学 経済経営学部教授)
2023年3月1日(水)「食と環境を考える」藤原辰史氏(京都大学人文科学研究所准教授)
2023年3月8日(水)「エシカル消費は、地球環境の改善にどのように貢献できるか?」生駒芳子氏(ファションジャーナリスト/日本エシカル推進協議会会長)
2023年3月15日(水)「サーキュラーエコノミー(循環経済)とデザイン」永井一史氏(多摩美術大学教授/東京都立大学客員教授/クリエイティブディレクター)


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《大田芳恵》

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