【大学受験2024】秋田大、理工学部を改組「総合環境理工学部」へ

 秋田大学は、理工学部を改組し「総合環境理工学部(仮称)」を新たに設置すべく準備を進めている。開設予定時期は2024年4月。総合環境理工学部には、応用化学生物学科と環境数物科学科、社会システム工学科が設置される予定となっている。

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 秋田大学は、理工学部を改組し「総合環境理工学部(仮称)」を新たに設置すべく準備を進めている。開設予定時期は2024年4月。総合環境理工学部には、応用化学生物学科と環境数物科学科、社会システム工学科が設置される予定となっている。

 秋田大学は、地球規模での環境問題に対する科学技術の役割は時代とともに大きくなってきており、「ひとりひとりが多様な幸せを実現できる社会」を実現するには、さまざまな専門性をもつ人々が集い、協力して社会の諸課題に対応を図っていくことが必要として、「総合環境理工学部」を新設する。

 「総合環境理工学部」では、理工学の基礎と応用を総合的に学ぶことができるように4学科8コースを3学科に統合するとともに、グリーン社会実現に関連した科学技術分野の教育研究を強化する。そこで確かな専門性を身に付け、専門分野にデジタル技術を活用する能力や異なる専門分野を理解して協力できる能力を育み、新しい時代で活躍できる人材を養成する。

 新学部では、総合型、前期、後期で学科別入試を実施する予定。入試科目は数IIIを含む数学と、物理、化学、生物から選択する理科を予定している。入学後は2年次後期から各コースにより、専門性の高い科目を履修する。

 総合環境理工学部の設置学科は、応用化学生物学科と環境数物科学科、社会システム工学科。応用化学生物学科のコースは、生物学コースと有機・高分子化学コース、応用化学コースがあり、入学定員は95名。環境数物科学科のコースは、数理科学・地球環境学コースと機能デバイス物理コースがあり、入学定員は100名。社会システム工学科のコースは、モビリティコースと電気システムコース、社会基盤コースがあり、入学定員は120名となっている。

 開設時期は2024年4月の予定で、入学定員、募集人員、入学者選抜方法等の入学試験等についての情報は、追って公開される。

《いろは》

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