2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が終了した。試験問題そのものの話題性のみならず、イラストや採択される文章等で毎年受験生に戸惑いや癒しも与えてくれる共通テストの出題。今年の問題を振り返ってみよう。
複数の問題でジャニーズメンバーが登場
1日目の地理歴史・公民の試験終了後、まずTwitterのTLをにぎわせたのは「日本史B」と「地理A」の問題だった。
「日本史B」の第1問は、「マリ」と「ケント」の会話と資料をもとに答える問題。
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一般的な名前であるため、これだけでは気付かなかった受験生も多いようだが、その後の「地理A」での出題が決定打となったようだ。
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「地理A」の問題では、先生とチハルとともに課題について議論する「ゲンタ」「シズヤ」「ノエル」が登場。特徴的な名前がゆえに、多くの受験生が反応。「トラジャ(Travis Japan)が同じ班のメンバーで研究してる問題すごい(笑)」等の投稿がみられた。
共通テスト問題文に登場した5人
日本史B・地理Aの問題文に登場したのは、Sexy Zoneのメンバー・マリウス葉と中島健人、Travis Japanのメンバー・松田元太、吉澤閑也、川島如恵留を想起させる人物。2022年に世界デビューし、注目を浴びたジャニーズグループをはじめ、人気メンバーの登場に背中を押された受験生も少なくはなかったに違いない。
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