少人数制ボーディングスクールのような規律ある丁寧な学び「Seven Seas International School」

 東京・浜松町汐留エリアにある「Seven Seas International School」は、教育に重きを置く都市部の需要にあった、少人数制で手厚い指導により、高い英語力と能力を飛躍的に伸ばすことで注目を集めている。

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少人数制ボーディングスクールのような規律ある丁寧な学び「Seven Seas International School」
少人数制ボーディングスクールのような規律ある丁寧な学び「Seven Seas International School」 全 9 枚 拡大写真

 東京・浜松町汐留エリアにある「Seven Seas International School」は、教育に重きを置く都市部の需要にあった、少人数制で手厚い指導により、高い英語力と能力を飛躍的に伸ばすことで注目を集めている。

 国際教育のニーズが高まり、日本でもインターナショナルスクールが増え、ブームになっている。20年前なら首都圏でも数えるほどしかなかった中、長い歴史をもち、レベル別縦割りの少人数4クラス体制、高い英語力と学力を提供し続けるスクールがある。それが港区にある「Seven Seas International School」だ。

 入校資格は、満2歳以上。英語ゼロでも1歳半から受験が可能で、適正テストと保護者面接で合否が決まる。また、帰国生や編入生枠も設けている。小学校への合格実績は、青山学院、学習院、早稲田実業、雙葉といった都内有数の私立小に加え、西町、セントメリーズ、Kインターナショナルスクールなど多様だ。

Seven Seas International Schoolが目指す学び舎のかたち

わが子の素晴らしい才能を引き出す教育は、仕組みと仕込みから生まれる

 Seven Seas International Schoolが高い英語力と学力を維持しているのは、少人数制であることに加え、年齢別ではなく、実力別のクラス編成であることも大きな特徴のひとつだ。たとえば2歳で入校してから、小学生に至るまで4つのクラスを設けており、実力がついてくれば能力を停滞させることなく、飛び級制度で進級できる。まるで北米の学校のようだ。

 そのような制度によって、6歳までに多くの生徒たちが高校レベルである英検準2級や、掛け算や割り算、分数などが出題される数検9級(小3レベル)にも合格する高い実績をもったスクールである。入校した2歳児たちが、どのようにして集中力を身に付け、英語力や学力を習得しながら成長していけるのか、気になるところを探っていく。

 Seven Seas International Schoolの特徴は、クラス編成以外にも非常に豊富なカリキュラムを有していることだ。インターナショナルスクールなので英語のカリキュラムが充実しているのはもちろんだが、モンテッソーリなどの右脳教育、ロジックなどの左脳教育、リトミック、集中力をつけるカリキュラムなど幼少期の成長に大事な要素をふんだんに学習することができる。

 通常なら、これだけでも十分な内容だと考えるが、クラスがさらに進級するとその範囲でとどまることなく算数、サイエンス、社会科、音楽など、小学校の教科学習が園児の段階から学べるよう組み立てられている。早期から一貫した、高度な教育を望まれる保護者から支持されるスクールと言えよう。

 クラス段階に応じたシラバスは独自に細かく作られており、4つのクラスを合わせると、その数1,000ページを超えるというから驚きだ。また、日々のスケジュールも綿密にプランニングされており大変驚かされた。

 生徒の皆さんは、スケジュールどおりにレッスンを集中して受けていたり、次のレッスンの準備をしていたりと、とてもしっかりしている姿が印象的だった。入校説明会では、カリキュラムやスケジュールについて詳しく説明されるため、我が子がどのようなステップで成長するのかを理解することができる。

 ここからは校長先生にお話を伺いながら進めていく。

 「入校して最初のクラスから、きちんと学習に対する姿勢を身に付けられるステップを踏むことができます。またひとりひとりを細かく分析しながら指導しますから、生徒たちは徐々に自分の役割を理解し、責任感をもった子に成長していきます。そういった自立心を育むことで多くの学びを吸収し、細かなスケジュールにも対応できます。それが結果的に英検や数検などの合格につながるのです」

 年齢的に集中することも難しい中、英語で話し、学習している姿に驚いていたが、その姿勢づくりを同時に学べているとは興味深い話だ。

 「生きているだけで集中力が身に付くことはありません。また、母国語ではない英語をただ聴くだけで身に付くこともありません。自らが英語や勉強を必要だと感じ、意欲をもって集中して日々トレーニングするからこそ、その能力が磨かれていきます。そういった環境をSeven Seasがすべて整えています。家庭でもその能力が継続できるよう、週3回の宿題がありますが、レベルに合わせてひとりひとり異なった内容の宿題を用意しています」

 宿題まで出るとはさらに驚きだが、個別対応してくれる手厚さも魅力だ。

 「入校面接での約束ごとのひとつに、保護者は宿題を一切手伝ってはいけないというルールがあります。親が手伝えば、親の宿題になり負担も増えます。また、それで伸びたとしても自立心や意欲は芽生えず、自尊心ばかり高くなってしまいます」

 親が手伝わないのは理想であるが、本当に小さい子が家で取り組めるのだろうか。

 「保護者は家庭での環境を整えてください。何時から始めるとか、どの場所を使うかなど。家で環境が整えば、自ら宿題を取り出すようになります。しかもひとりひとりに合った宿題ですから、素早く行うようになります。これまでの長い運営の中ですべての生徒ができるようになっています」

宿題について、レベルに合わせ正しい文法や表現をきちんと訂正される

 保護者が宿題を手伝うと、普段と差が出るので手伝ったことがすぐにわかるそうだ。また上級クラスでは、上画像のように宿題で求められる文字数も意見の量も増えるため、手伝うことは断念しておいたほうが保護者のためかもしれない。入校が決まった場合、宿題の取り組み方も含めた詳しいレクチャーを個別に行ってくれるので安心だ。

 生徒にも保護者にも個別対応が多いと感じるが、スクール側は大変ではないのだろうか。

 「生徒たちの個性も、得手不得手も、ひとりひとり異なるからこそ、保護者の皆さんには丁寧にお話する必要があります。たとえば英検の結果だけを以て、本人を評価をするのは間違った解釈になり兼ねません。テスト結果は、教育者がプロの目線で進捗状況や今後の課題を分析するものだと考えており、これは保護者にはできないことです。

 実は英検以外にもTOEFL、TOEICやケンブリッジ、またCAESというSeven Seas独自の分析テストなど、複数の視点から生徒ひとりひとりを分析していますからその精度はより高くなります。そのため、保護者の皆さんは安心して私共にお子さんの教育を任せられるのです」

タブレットから大型モニターに表示。全員の前で読み、ディスカッションも行う

 「施設や設備が大きいスクールで、たくさんの友達と触れ合うことを大事に考える方もおられるでしょうし、一方、規模が大きくないからこそひとりひとりに手厚く、英語も学力も伸ばせることを魅力と感じられる方もおられます。どちらが正しいのではなく、選択肢は複数あって良いと思います。

 お子さんの得意なことを伸ばす保護者はいても、苦手なことに根気強く取り組む保護者は多くありません。得意なことはさらに伸ばし、苦手なことは保護者と共有しながら、Seven Seasで克服できるよう努力させることが我々の強みでもあります。

 Seven Seasでは開校当初から協働学習を行っており、異なる多様な他者と共に学ぶことで切磋琢磨したり、違う意見によって刺激を受けたり、課題も解決できたりと、より探究的な学習をしています」

サイエンスも、世の中にある問題解決を主体にした探究学習カリキュラム

 「協働学習は、文科省で推奨されていて現在の教育において特に重視されています。IB(国際バカロレア)にも同様の考え方があり、現在IB候補校として小学部の開設も含めた準備も行っております

 最上級クラスではすでに先進的な小学校のクラスではないかと錯覚を覚えるほどアクティブな授業のようすだった。小学部の開設にも期待する保護者は多そうだが、いつごろを予定しているのだろうか。

 「2024年から25年にかけて段階的に開設していきます。規模を大きくするのではなく、あくまで現在同様に生徒や保護者しっかり向き合いながら、さらに学びの機会が増やせることを目的としています」

昨年のひな祭りでは雛人形を演出。全員が平安装束に身を包み、本物に触れる

子供たちの目覚ましい成長と保護者の理解

 英語や学習以外にも、大きな特徴があるとのことだが、どのような取組みなのか。

 「北米に比べ、長い歴史をもつ日本で育っているのですから、日本ならではの季節感や行事について、しっかり学び、さまざまな体験を通じて考えることが大切です。中学受験では季節や行事に紐づく問題が数多く出題されますし、経験が増えることで文化をより深く理解し、外国人との会話も弾んだり、その後の学習にも意欲的になる効果もあります」

 日本の文化も大事にし、お正月は歌舞伎も鑑賞するとのこと。 

 「歌舞伎の鑑賞にはWinter Schoolの一環で訪れています。今年は休憩別で3時間半の演目でしたが、2、3歳児でもちゃんと座ったまま見入っていました。これも普段からレッスンで鍛えられている賜物です」

 子供に歌舞伎の内容がわかるだろうか。

 「わかる年齢になったら歌舞伎に我が子を連れて行くでしょうか? 若者含め多くの大人たちは歌舞伎を観たことがありません。歌舞伎の楽しさを知らない大人が子供を連れていくことはありません。このような連鎖が、日本の文化を衰退させているひとつの原因だとも考えています。歌舞伎には喜劇もありますし、毎年慣れ親しむことで興味好奇心が歌舞伎にも芽生えていくことでしょう。これは英語や学習にも共通することなので、継続しています」

(左)歴史を紐解いた学習をしてからの体験 (右)パティシエや寿司職人を招くことも

 「他にSummer SchoolやSpring Schoolでも、季節や行事をベースに毎年希少で多彩な体験をしています。かつて大名遊びであった東京湾の真ん中で行う巣立て漁や、新幹線を使った遠出もしました」

 「もちろん、外国の文化も数多く取り入れています。ハロウィンのパレードも20年前から行っています。保護者もフルコスチュームで参加しますので、とても華やかです。また、クリスマスパーティーも毎年、素晴らしい結婚式場を貸し切って披露しています。クリスマスソングはもちろん、現在の全米ヒットチャート曲やダンス、英語劇などの演目があります。専門講師によるヒップポップ、ボイストレーニング、バレエなどのレッスンを日頃から受けていますから、その成果を観られる良い機会でもあります。今回は生徒たちのために近々始まるNFTアートの仕掛けをクリスマスプレゼントにしました」

 英語に学習にダンスやボイトレ、NFTに至るまで。最新のSeven Seas International Schoolの本気度は、一歩先ゆく子供たちの姿から納得できるもので、こだわりのある歴史を感じることができた取材だった。小学校の設立も準備しているということで、より一層、期待が高まる。

 インターナショナルスクールや国際教育に積極的に取り組んでいる小学校、バイリンガル幼稚園・保育園、語学教育・サービス等、最新の国際教育情報に触れられる「国際教育フェスタ~幼稚園・保育園・小学校」が2023年2月18日に二子玉川ライズで開催され、Seven Seas International Schoolも出展する予定だ。

イベント詳細・事前予約(進学相談.com)

(協力:Seven Seas International School)

《編集部》

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