増進堂・受験研究社は、家庭で取り組めるドリル「地頭がみるみる良くなる発想力・思考力ドリル」を2025年7月15日に発売した。プラスティーの人気授業を家庭で再現できる内容となっている。
このドリルは、ステップ式で問題を考えていくことで、「発想力」「思考力」「表現力」が自然と身に付く。問題は「社会」「日常」「国際」「自然」など多彩なテーマを扱い、【やさしめ】は12個、【ふつう】は15個の問題が収録されている。各単元は「イントロダクション」から始まり、「発想力アップ!」「視野を広げよう!」「思考力アップ!」「記述力アップ!」のステップで構成されており、子供たちの興味関心を広げる工夫が施されている。
さらに、保護者をサポートするために、QRコードを通じて著者の伴走動画にアクセスできる仕組みも用意されている。動画では、テーマのポイントや背景、ふりかえりのポイントを解説し、学習をスムーズに進める手助けをする。
著者の清水章弘氏は、東京大学教育学部を経て、同大学院教育学研究科修士課程を修了し、20歳で起業した。プラスティーを経営しながら、全国の学校や教育委員会のアドバイザーを務めている。また、安原和貴氏は、慶應義塾大学理工学部を経て、同大学院理工学研究科修士課程を修了し、プラスティーで探究講座や理科の受験対策を担当している。
このドリルは、AI社会においても自ら考え、行動する力を育むための入門書として、子供たちに必要な能力を養うことを目的としている。小2~6向け「やさしめ」と小3~6向け「ふつう」の2つのラインアップがある。価格はそれぞれ1,320円(税込)で、B5変形判の本文80~96ページ、解答32~36ページで構成されている。