大学通信は2023年3月29日、全国の進学校の進路指導が評価する2022年の各種大学ランキングを発表した。「グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022（全国編）」は、3位が立命館アジア太平洋大、4位が上智大、5位が早稲田大。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、大学通信が全国の進学校を対象にアンケートを実施し、624校の進路指導教諭から得た回答をもとに作成したもの。項目別に大学名を5校連記で記入してもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント…として集計。多くの受験生が迷う志望校選びに、進路指導のエキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に、気になる項目別のランキングを発表した。
グローバル教育に力を入れている大学ランキングの3位は、234ポイントを獲得した立命館アジア太平洋大学。学生の2人に1人が留学生で、学生は世界約102か国・地域、教員は世界23か国・地域から集まり、キャンパスは多様な言語、文化、価値観が飛び交う環境となっている。日本語と英語のニ言語で授業を開講する「日英二言語教育」を導入し、日本語基準で入学した学生も卒業までに英語で学ぶ科目を20単位以上修得する必要があるため、4年間で国際社会で通用するレベルまで語学力を磨くことができる。さらに、短期・長期、異文化体験や語学力向上、インターンシップ、現地調査、交換留学等、複数の海外留学プログラムを用意し、それぞれの学修計画にあわせたプログラムが選択できる。
グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022では、国公私大問わず留学制度や留学生の受け入れ、少人数教育といったグローバル力の育成につながる教育環境の整備に力を入れている大学が上位にランクインした。
大学通信のWebサイトでは、ランキング1位・2位の大学についてもランキング結果に結びついた分析を含め紹介。トップ10以下、49位の大学までランキングを紹介している。
「グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022」1位は？
