ヨーロッパ女子数学五輪、全員「メダル獲得」金1・銅3つ

 第12回ヨーロッパ女子数学オリンピックが2025年4月12日から19日まで、スロベニア・ポルトロシュにて開催された。金メダル1人、銅メダルを3人が獲得、代表選手4人全員に文部科学大臣特別賞が贈られる。

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EGMO2023日本代表団
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 第12回ヨーロッパ女子数学オリンピックが2025年4月12日から19日まで、スロベニア・ポルトロシュにて開催された。金メダル1人、銅メダルを3人が獲得、代表選手4人全員に文部科学大臣特別賞が贈られる。

 ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGMO)は、通常の学校カリキュラムを超えて数学に取り組む女子高校生を対象とした数学の国際大会。2012年より毎年異なる国で行われ、各国の国内大会で資格を得た代表選手がアドバイザーと共に国家代表団として参加する。

 第12回となる今回は、スロベニア数学者・物理学者・天文学者協会(DMFA Slovenije)が主催。世界54か国・地域から213人の生徒が参加し、このうち、金メダル26人、銀メダル36人、銅メダル57人、佳作42人が表彰された。満点を獲得した受験者は14人にのぼったという。

 日本は国別順位16位。参加した代表選手4人全員がメダルを獲得した。金メダルは、長尾絢さん(桜蔭高等学校3年)。銅メダルは、古川美乃里さん(桜蔭高等学校2年)、山之内望花さん(久留米大学附設高等学校3年)、和田あかりさん(神戸女学院高等学部3年)の3人が獲得した。

 文部科学省では、同大会で特に優秀な成績をおさめた者を表彰しており、今回の成績を踏まえ、日本代表選手4人全員に文部科学大臣特別賞を授与する。

《川端珠紀》

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