「スマ留」夏休みの留学先ランキング、1位はオーストラリア

 「Make The World Your Stage.」をブランドフィロソフィーに掲げ、海外留学サービス「スマ留」を展開するリアブロードの調査によると、夏休み(2023年8月)の留学希望者数は前年同月に比べ、175%まで回復したことがわかった。

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夏休み期間の留学動向
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 「Make The World Your Stage.」をブランドフィロソフィーに掲げ、海外留学サービス「スマ留」を展開するリアブロードの調査によると、夏休み(2023年8月)の留学希望者数は前年同月に比べ、175%まで回復したことがわかった。

 調査対象は、2023年1月から6月15日に「スマ留」で無料カウンセリングを予約した人。予約時の渡航希望先を集計した。

 2023年8月出発予定の留学希望者数は、前年同月比175%まで回復した。各国の入国制限緩和や日本政府の水際対策の緩和により、コロナ禍で留学を我慢していた人が再度留学を検討する「リベンジ留学」の動きがみられる。

 「スマ留」調べによると、夏休みの留学希望がもっとも多かったのは、オーストラリアだった。オーストラリアは年間を通して穏やかな気候であることや、世界トップレベルの治安の良さから、英語初心者から上級者まで幅広い層から人気を集めた。また、他国よりもワーキングホリデービザが取得しやすいことから、ワーキングホリデー希望者も多い傾向にある。

 2位はカナダ。大自然と都市が調和された国で、少し都市部を離れると自然豊かなスポットやアクティビティを体験できる。留学制度が整っていることや、英語の訛りが少ないことから、ワーキングホリデーや長期の語学留学でしっかりと英語を学びたいという人が多い傾向がある。

 3位はフィリピン、4位はマルタ。夏がピークシーズンとされている2か国がランクインした。どちらも欧米と比較すると、費用を抑えて留学を実現できる点が特徴。できるだけ出費を抑えたい社会人や、アルバイトで稼いだ貯金で留学費用をまかなう学生などから人気の傾向がある。

《藤本ゆう子》

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