奈良高校など4校「進学教育重点校」に指定…奈良県

 奈良県教育委員会は2023年8月30日、県立高校の特色化を図るため、大学進学に特に力を入れる「進学教育重点校」に奈良高校・郡山高校・高田高校・畝傍高校の4校を指定することを決めた。地域の中学校などと連携する「進学教育推進校」には奈良北高校など3校を指定する。

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県立高等学校における特色ある教育等の推進について
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 奈良県教育委員会は2023年8月30日、県立高校の特色化を図るため、大学進学に特に力を入れる「進学教育重点校」に奈良高校・郡山高校・高田高校・畝傍高校の4校を指定することを決めた。地域の中学校などと連携する「進学教育推進校」には奈良北高校など3校を指定する。

 生徒の学習意欲などを喚起し、可能性や能力を最大限に伸長するため、県立高校の魅力化・特色化を協議。8月30日開催の定例教育委員会で正式に決定した。

 「進学教育重点校」には、7割以上の生徒が大学入学共通テストを受験する普通科高校を選定。奈良高校・郡山高校・高田高校・畝傍高校の4校を選んだ。対象校には、指導力向上に向けた教員研修の機会創出、中核教員の配置を支援する予定。

 「進学教育推進校」は、地域の中学校や高等教育機関との連携状況から、奈良北高校・橿原高校・五條高校の3校を選定した。オンライン教育推進校には、山辺高校通信制課程を選定。自分のペースで学習して課題に取り組めるメディア教材の活用、オンラインによる面接の実施など、通信課程の充実を図る。

《奥山直美》

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