国際地学オリンピック、高校生4人全員が銀メダル受賞

 第16回国際地学オリンピックが2023年8月20日~26日、オンラインにて開催され、日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得する好成績を収めた。この結果を受け、文部科学省は9月1日、文部科学大臣表彰を4人に授与することを決定した。

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国際地学オリンピックに参加した生徒全員が銀メダルを獲得
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 第16回国際地学オリンピックが2023年8月20日~26日、オンラインにて開催され、日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得する好成績を収めた。この結果を受け、文部科学省は9月1日、文部科学大臣表彰を4人に授与することを決定した。

 国際地学オリンピック(IESO)は、国際的な地学教育の普及と向上を主要目的とした高校生のための地学の国際大会。2007年の第1回韓国大会以降、コロナ禍で中止となった2020年を除いて毎年開催されている。日本は2008年の第2回大会から毎年4名の生徒を派遣している。

 第16回となる2023年は、8月20日~26日にオンラインで開催され、32か国・地域から172人が参加。参加者の約10%に金メダル、20%に銀メダル、約30%に銅メダルが与えられた。

 日本は、桐光学園高校(神奈川県)3年の岩永龍樹さん、栄光学園高校(神奈川県)3年の奥山裕樹さん、県立青翔高校(奈良県)3年の高原一眞さん、県立宮崎西高等学校(宮崎県)3年の松尾京佳さんが代表として参加し、全員が銀メダルを受賞。4名の高校生には、文部科学大臣表彰が贈られる。

《川端珠紀》

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