高校生のアイデアを募集「SDGs QUEST みらい甲子園」

 SDGs QUEST みらい甲子園実行委員会は2023年9月10日、高校生を対象としたアイデアコンテスト「SDGs QUEST みらい甲子園」の募集を開始した。2023年度は全国19のエリアにて、大会を実施する。

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SDGs QUEST みらい甲子園
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 SDGs QUEST みらい甲子園実行委員会は2023年9月10日、高校生を対象としたアイデアコンテスト「SDGs QUEST みらい甲子園」の募集を開始した。2023年度は全国19のエリアにて、大会を実施する。

 「SDGs QUEST みらい甲子園」は、地球が直面する気候変動や生態系、水、資源問題などの環境問題から、世界や日本の地域社会が抱える貧困、食料問題、格差社会やエシカル消費などのテーマについて、高校生が主体的に課題を探究し、チームを組み、SDGsの目標達成に向けた解決策を発表する大会。

 2022年度は全国11のエリアにて、約5,000名の生徒がエントリーした。グローバルな解決アイデアから地域の課題解決に向けたアクションアイデアまで、さまざまなアイデアが集まり、その後、応援企業や団体との協働により、チームのアイデアを実現したアクションも始まっているという。

 2023年度は、北海道、青森、岩手、南東北(山形・宮城・福島)、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、北陸(石川・富山・福井)、静岡、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山)、広島、九州北部(福岡・佐賀・長崎)、熊本、大分、鹿児島、沖縄の19エリアにて開催。募集要項に沿って一次審査会を実施し、ファイナリストは動画による最終審査によってエリアごとに各賞を決定する。

 通常、全国的に開催される教育イベントは、主催者が全国に呼びかけるパターンが多いが、「SDGs QUEST みらい甲子園」ではグローバルな視点で思考し、地域からアクションを促す意義から、エリア別に開催。多様なセクターがパートナーシップを組み、地域からの普及啓発と発信を応援していくという。

 参加エントリーはすでに開始している。プランの提出締切は各エリアにより異なるので、詳細はWebサイトで確認すること。

◆SDGs QUEST みらい甲子園2023年度
日程:
<プラン提出>9月~12月
<1次審査>
<プレゼン動画提出>12月~1月※1次審査を通過チームのみ
<最終審査>
<ファイナルセレモニー>2月~3月※1次審査通過のファイナリストチームが参加

開催エリア:北海道、青森、岩手、南東北(山形・宮城・福島)、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、北陸(石川・富山・福井)、静岡、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山)、広島、九州北部(福岡・佐賀・長崎)、熊本、大分、鹿児島、沖縄
参加条件:募集エリアの高校に通う1年生・2年生、2~6人で構成するチーム※1名のみ、高校3年生のみのエントリーは不可
参加方法:Webサイトより規定のプラン提出用パワーポイントをダウンロードし、「SDGsアクション」アイデアと広める方法、広がるとどう変わるのかなどについてpdfを作成し、提出する

《木村 薫》

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