千葉県の高校生が日本一「スイーツ甲子園」各賞発表

 産経新聞社が主催する、高校生らがお菓子作りの技術とアイデアを競うイベント「スイーツ甲子園」の決勝大会が2023年9月18日に開催された。千葉県の野田鎌田学園高等専修学校のチーム「shine」が優勝し、文部科学大臣賞を受賞した。

教育・受験 高校生
第16回スイーツ甲子園
第16回スイーツ甲子園 全 3 枚 拡大写真

 産経新聞社が主催する、高校生らがお菓子作りの技術とアイデアを競うイベント「スイーツ甲子園」の決勝大会が2023年9月18日に開催された。千葉県の野田鎌田学園高等専修学校のチーム「shine」が優勝し、文部科学大臣賞を受賞した。

 「スイーツ甲子園」は、食生活の充実や食文化への理解促進、将来のパティシエ育成などを目的に、2008年より貝印が主催。第13回の2020年度からは、産経新聞社が主催している。

 16回目を迎えた今回のテーマは「アニバーサリーケーキ」。素材の指定はなく、記念日や特別な日のお祝いに贈りたいと思うオリジナルレシピを募集した。全国大会予選の東西ブロックを経て、計6校が決勝に進んだ。2023年の大会より、決勝チームが4チームから6チームに増枠された。

 優勝は、千葉県の野田鎌田学園高等専修学校の「shine(シャイン)」。「スイーツ甲子園優勝」という、ひとつの夢に向かって、3人でチームを結成した。結成した日を記念とし、チョコレート、コーヒー、メープルシロップをメイン食材に、ケーキ「dream(ドリーム)」を完成させた。大人な味わいに仕上げ、食材を無駄にしないよう、切れ端をクラムにして貼り付けたという。文部科学大臣賞を受賞した。

 準優勝には、福岡県の飯塚高等学校のチーム「clarte(クラルテ)」、3位は鹿児島県の神村学園高等部のチーム「3A(トロアン)」が受賞した。

 そのほか、道具を適正かつ大切に使用していたチームへ贈られる「貝印賞」は、福岡県の飯塚高等学校のチーム「clarte」。「ペコちゃん賞(不二家)」は、東京都のレコールバンタン高等部東京校のチーム「フロールラル」。「タリーズ賞(タリーズコーヒー)」は、兵庫県の育成調理師専門学校高等課程のチーム「apprécier(アプレスィエ)」。「パストリーゼ賞(ドーバー洋酒貿易)」は、東京都のレコールバンタン東京校のチーム「ailes(エール)」が受賞した。

 「貝印賞」の受賞チームは、伊勢丹新宿本店本館地下1階にて貝印が運営する「KITCHEN STAGE」にて、生徒が考案したレシピを提供することができる、オリジナルレシピ共同開発権が贈られた。「ペコちゃん賞」「タリーズ賞」の受賞チームには、各企業とのコラボ商品開発権が贈られ、全国で商品が発売される予定だという。「パストリーゼ賞」には、「第30回ルクサルド グラン プレミオ」優勝作品発表会への招待と、学科在校生全員に「ドーバーパストリーゼ77」の500mlと携帯用空ボトルのセットが贈られた。

 なお、大会当日のようすは、スイーツ甲子園の公式YouTubeにて、アーカイブ配信を行っている。

《宮内みりる》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集