山形県教育委員会は2023年11月7日、2024年度（令和6年度）山形県公立高等学校入学者選抜実施要項および実施項一覧を公表した。全日制の課程の入学定員は、公立高校全体で6,560人。前年度より200人減となる。
山形県公立高校の全日制・定時制の課程では、推薦入学者選抜、連携型入学者選抜、一般入学者選抜を実施。いずれの選抜も、募集要項は12月7日より配布する。
推薦入学者選抜と連携型入学者選抜の出願は1月19日～25日正午まで受付。面接などの検査を2月2日に実施、選抜結果は2月9日に通知され、合格発表は3月17日。連携型入学者選抜を実施するのは、県立新庄南高校金山校、県立小国高校の2校。
一般入学者選抜の出願は2月16日～2月22日正午まで受付。学力検査は3月7日、適性検査は3月8日に実施する。追検査は、学力検査を3月12日、適性検査を3月13日に実施。合格発表は3月17日。学力検査は国語・社会・数学・理科・外国語（英語・リスニング含む）の5教科で、配点は各100点。
山形県公立高等学校入学者選抜実施校一覧では、選抜を実施する全校の設置学科ごとの入学定員を一覧にまとめている。2024年度の全日制の課程全体の入学定員は、県立高校41校で6,280人、市立高校1校で280人、計6,560人。県立高校は前年度より200人減となり、市立高校は増減なし。
前年度より入学定員が増減するのは、左沢高校（総合）40人減、新庄北高校（普通）40人減、酒田西（普通）40人減、置賜農業高校は学科編成し40人減、新庄南高校は総合ビジネス科の廃止により40人減。一方、新庄神室産業高校はビジネス創造科の新設により40人増。また、鶴岡南高校と鶴岡北高校が合併し、新たな中高一貫校「致道館中学校・高等学校」として2024年4月に開校。致道館高校の入学定員は、普通科200人、理数科80人となり、前年度の鶴岡北高校・鶴岡南高校の入学定員から40人減となる。
そのほか、おもな高校の入学定員は、山形東（普通）160人、山形東（探究）80人、山形南（普通）200人、山形南（理数）40人、山形西（普通）200人、米沢興譲館（普通）120人、米沢興譲館（探究）80人、酒田東（普通）120人、酒田東（探究）80人など。
2024年度山形県公立高等学校入学者選抜実施要項および実施項一覧は、山形県Webサイトから確認できる。
