【中学受験2024】【高校受験2024】大阪私立校の初年度納付金、中学校13校・高校16校が増額

 大阪私立中学校高等学校連合会は2023年11月30日、2024年度(令和6年度)私立中学校・高校の新入学生に係わる納付金などの一覧表をWebサイトで公開した。初年度納付金は、中学校が清風など12校、高校が大阪国際など16校が増額を予定している。

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 大阪私立中学校高等学校連合会は2023年11月30日、2024年度(令和6年度)私立中学校・高校の新入学生に係わる納付金などの一覧表をWebサイトで公開した。初年度納付金は、中学校が清風など13校、高校が大阪国際など16校が増額を予定している。

 大阪私立中学校・高校の納付金一覧は、学校ごとの入学金と授業料、その合計額などの情報を2023年11月時点でまとめたもの。2024年度初年度納付金を増額予定の中学校は13校、高校は16校、初年度納付金を減額する学校は中高共になかった。

 私立中学校は、男子校が清風1校、女子校が樟蔭、城南学園、梅花の3校、共学校がアサンプション国際、大阪国際、関西創価、関西大学第一、関西学院千里国際、建国、四條畷学園、浪速、初芝立命館の9校が初年度納付金を増額する。たとえば、清風は「入学金等」を前年度から6万円増額し26万円に、樟蔭は「入学金等」を前年度から4万円増額し24万円に、関西大学第一は「授業料等」を前年度から15万円増額し84万円に改定する。

 私立高校は、男子校が興國、清風の2校、女子校が香ヶ丘リベルテ、好文学園女子、堺リベラル、樟蔭、城南学園の5校、共学校が大阪学芸、大阪国際、関西創価(大阪府と協議中)、関西学院千里国際、近畿大学泉州、建国、清明学院、履正社、早稲田摂陵の9校が初年度納付金を増額。清風は「入学金等」を前年度から3万円増額し23万円に、香ヶ丘リベルテは「授業料等」を前年度から5万円増額し63万円に、大阪国際は「入学金等」を前年度から5万円増額し25万円と初年度納付金を改定する。

 2024年度の初年度納付金(入学金等+授業料等)がもっとも高額な学校は中学校・高校共に、関西学院千里国際で156万6,000円、ついで関西大学110万円であった。なお、初年度納付金は学科・コースにより、金額が異なる場合がある。

 大阪府では私立高校を希望する場合に、国が交付する補助金に加えて、府がさらに補助金を上乗せすることで保護者の授業料負担を実質無償とする「私立高校授業料無償化制度」を実施。大阪私立中学校高等学校連合会は、制度を活用し希望に応じて自由に学校を選択してもらいたいとしている。

《川端珠紀》

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