昭和女子大学女性文化研究所は2024年2月10日、源氏物語シリーズ企画第2弾の公開シンポジウム「男女共同参画・女性活躍の時代に向けて-源氏物語・紫式部に学ぶ-」をオンライン開催する。申込締切は2月7日正午。
1999年に男女共同参画基本法が制定され四半世紀が過ぎたが、世界経済フォーラム発表の「ジェンダー・ギャップ指数(2023)」では、146か国中125位、G7中でも最下位であり、男女共同参画社会の実現とは程遠い状況にあるといえる。
一方で、平安時代は女性に対する不平等もあった中、文化・政治の場である朝廷へ女性が出仕し、女性が男性とともに一定の地位をもち大きな役割を果たしていたという。
シンポジウムでは、「源氏物語」や作者の紫式部に焦点をあて、平安時代の女性の生き方、女性に対する見方など、現代に通じることや現代にあらためて学ぶべきことを明らかにする。また登壇者に、宇治市源氏物語ミュージアムの家塚智子館長らを迎え、トークセッションを通して、男女共同参画や女性活躍の時代に向けて今後の政策、教育、労働、生活、男女のあり方などを討議する。
2月10日午前10時から正午まで、Zoomによるオンライン開催となる。申込締切は、2月7日正午。Webサイトより申し込む。
◆男女共同参画・女性活躍の時代に向けて-源氏物語・紫式部に学ぶ-
日時:2024年2月10日(土)10:00~12:00
形式:Zoomによるオンライン
申込期限:2024年2月7日(水)12:00
申込方法:Webサイトより申し込む