中高生対象「日本情報オリンピック」成績優秀者28名発表

 情報オリンピック日本委員会は2024年1月28日・2月4日、「第23回日本情報オリンピック」本選をオンラインで実施。「金賞」「銀賞」「銅賞」を含む成績優秀者28名や、ブロック制成績優秀者6名が決定した。

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第23回日本情報オリンピック
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 情報オリンピック日本委員会は2024年1月28日・2月4日、「第23回日本情報オリンピック」本選をオンラインで実施。「金賞」「銀賞」「銅賞」を含む成績優秀者28名や、ブロック制成績優秀者6名が決定した。

 日本情報オリンピックは、高等学校2年に相当する学年以下の生徒・学生が集まり、数理情報科学の能力を競う智の競技会。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、プログラムとして適切に実装することが求められる。競技は、3回参加可能な一次予選、二次予選を経て、本選で競いあう。

 今回は、過去最高の3,395名の応募があり、2,508名がオンラインで予選に参加。一次予選と二次予選を経て、成績上位者ら172名が参加した。そのうち、成績優秀者(金賞、銀賞、銅賞、優秀賞)28名と奨励賞成績優秀者6名を決定した。成績優秀者28名は、春季トレーニングに進出。「国際情報オリンピック」の日本代表選手4人が選抜される。日本情報オリンピックは、「国際情報オリンピック」へ派遣する日本代表選手選考会を兼ねているという。

 成績優秀者の「金賞」は林涼太郎さん、「銀賞」は関口勇音さん、「銅賞」は太田克樹さん、「優秀賞」は尼丁祥伍さん、池本悠生さん、小熊大翔さんらが受賞した。

 また、全国を6地区(ブロック)に分けた「ブロック制成績優秀者」(金賞、銀賞、銅賞は除く)は、「北海道・東北」は藤居星さん、「関東」は高橋陽介さん、「中部」は小池奏一朗さん、「近畿」は木村友咲さん、「中国・四国」は池本悠生さん、「九州・沖縄」は三原慶次郎さんが選ばれた。

《宮内みりる》

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