「キッズ伝統芸能体験」発表会の一般観覧募集…3/10まで

 東京都と東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、日本芸能実演家団体協議会が主催する伝統芸能の体験プログラム「キッズ伝統芸能体験」は、2024年3月にプログラムの集大成となる発表会を開催する。宝生能楽堂と浅草公会堂で行う発表会は、無料で一般観覧可能。3月10日までWebサイトで観覧申込みを受け付ける。

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2022年度・能楽 謡仕舞のようす by 菅原康太
2022年度・能楽 謡仕舞のようす by 菅原康太 全 7 枚 拡大写真

 東京都と東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、日本芸能実演家団体協議会が主催する伝統芸能の体験プログラム「キッズ伝統芸能体験」は、2024年3月にプログラムの集大成となる発表会を開催する。宝生能楽堂と浅草公会堂で行う発表会は、無料で一般観覧可能。3月10日までWebサイトで観覧申込みを受け付ける。

 2023年度で16回目を迎える「キッズ伝統芸能体験」は、子供たちが一定期間にわたり伝統芸能のプロの実演家から直接指導を受けながら良質な芸術文化に触れることのできる体験プログラム。これまで4,300人を超える子供たちが参加し、「本物の体験」を通じて、伝統芸能を次世代へ継承すると同時に、未来の魅力ある東京を支える若者の想像力や発想力を育む取組みを進めている。

 2023年度は、9月の開講式以来、都内8か所の稽古場で、全10コースまたは16コースに約300名の小・中・高校生が参加。3月の晴れ舞台を目指して稽古を重ね、今回集大成となる発表会を、3月20日・27日・28日の3日間にわたり4公演開催する。

 演目は、3月20日が「能楽」、3月27日が「長唄」、3月28日が「三曲」と「日本舞踊」。いずれも一般観覧を受け付けており、事前申込制、入場無料。未就学児から大人まで幅広く観覧できる。申込みは公式Webサイトにて3月10日まで受付。1回の応募につき、1公演5名まで申込み可能。応募多数の場合は抽選となる。

 発表会の開催にあたり、アーツカウンシル東京の湯川説子氏は「稽古を終えた後の発表会は、目的意識の大切さや達成感を体験する機会となり、日本の伝統芸能への理解は、子供たちが将来、国際的な舞台で活躍する際に大きな役割を果たすことになるでしょう」とコメントを寄せている。

◆キッズ伝統芸能体験・発表会 一般観覧募集
日時・会場・演目:
・2024年3月20日(水・祝)13:30~17:30(13:00開場)予定
【宝生能楽堂(文京区):能楽】
・2024年3月27日(水)15:00~18:00(14:30開場)予定
【浅草公会堂(台東区):長唄】
・2024年3月28日(木)12:00~14:15(11:30開場)予定
【浅草公会堂(台東区):三曲】
・2024年3月28日(木)17:45~19:00(17:15開場)予定
【浅草公会堂(台東区):日本舞踊】

入場料:無料
対象:一般(子供から大人まで、未就学児も入場可)※途中入退場可
申込方法:キッズ伝統芸能体験の公式サイト内、応募フォームより申し込む
申込締切:2024年3月10日(日)

《畑山望》

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