【大学受験2024】慶應、補欠者の繰上げ状況…前年は1,034人が補欠合格

 慶應義塾大学は2024年3月18日、2024年度一般選抜の合格者と補欠者の入学許可状況を公表した。3月18日午後4時現在、薬学部のみで補欠者への入学許可を打ち切っている。2023年度一般選抜では、補欠者のうち計1,034人の入学を許可している。

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2023年度一般選抜 統計総括
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 慶應義塾大学は2024年3月18日、2024年度一般選抜の合格者と補欠者の入学許可状況を公表した。3月18日午後4時現在、薬学部のみで補欠者への入学許可を打ち切っている。2023年度一般選抜では、補欠者のうち計1,034人の入学を許可している。

 慶應義塾大学の一般選抜は、全学部で試験と合格発表を終え、入学金等振込期限や入学手続き書類提出締切も終了。合格者の入学手続き状況により欠員が生じた場合に順次、補欠者の入学を許可している。

 なお、補欠者は合格発表と同時に発表。学部によっては、補欠者の入学許可の順位をAから始まるランクで示している。欠員が生じた場合に限り入学が許可されるため、補欠者は入学が許可されるとは限らない。

 3月18日午後4時現在の補欠者の入学許可者数は、文学部136人(A~Dランク)、経済学部A方式275人(A~Hランク)、経済学部B方式52人(Aランク)、法学部法律学科35人(A~Cランク)、法学部政治学科10人(Aランク)、商学部A方式39人(Aランク)、商学部B方式0人、医学部18人、理工学部95人、総合政策学部37人(A~Eランク)、環境情報学部36人(A~Cランク)、看護医療学部18人。薬学部薬学科、薬学部薬科学科は、補欠者への入学許可を打ち切った。

 2023年度一般選抜では、計2,373人の補欠者を発表し、このうち1,034人の合格を許可している。各学部で入学を許可した補欠者数は、文学部143人、経済学部A方式237人、経済学部B方式100人、法学部法律学科18人、法学部政治学科37人、商学部A方式137人、商学部B方式38人、医学部27人、理工学部149人、総合政策学部34人、環境情報学部66人、看護医療学部0人、薬学部薬学科0人、薬学部薬科学科48人であった。

 入学が許可された場合、マイページの合否結果確認画面の表示内容が更新されるとともに、マイページに登録されているメールアドレス宛に合否結果の確認を促すメールが送信されるという。入学が許可された補欠者の入学手続き期間は、マイページの「入学手続」上に表示される。マイページなどをこまめに確認し、所定の期間内に入学手続きを行う必要がある。メールの不着や確認漏れを理由とした入学手続きの遅延・未完了に対する特別措置は一切認められないとしている。

《奥山直美》

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