小中学生7割、テレビよりもYouTubeを視聴…ニフティ調査

 ニフティは2024年4月11日、ニフティキッズにて「エンタメコンテンツ」に関するアンケート調査を実施し、レポートを公開した。小学生67%、中学生79%が、テレビよりもYouTubeなどの動画配信サービスを視聴している実態が明らかになった。

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テレビ番組と動画配信サービス(YouTubeなど)、どちらを見ることが多い?
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 ニフティは2024年4月11日、ニフティキッズにて「エンタメコンテンツ」に関するアンケート調査を実施し、レポートを公開した。小学生67%、中学生79%が、テレビよりもYouTubeなどの動画配信サービスを視聴している実態が明らかになった。

 ニフティは2月6日から3月11日に、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、エンタメコンテンツに関するインターネット調査を実施した。調査では、よく見るテレビ番組のジャンルは何か、どの動画配信サービスをよく利用するかについてのアンケートで、1,733名から回答を得た。

 テレビ番組と動画配信サービス(YouTubeなど)、どちらを見ることが多いかの質問では、小学生の67%がテレビよりも動画配信サービスを視聴。中学生は79%で、約8割がYouTubeなどの配信サービスを視聴していることが明らかになった。

 TVerなどの見逃しサービス以外で、テレビ番組をリアルタイムで見る時間は1日でどのくらいかを尋ねたところ、小中学生どちらも「1~2時間」42%が1位、ついで「30分未満」19%が2位と、テレビ番組を配信以外で見る時間は比較的少ないことがわかった。テレビ番組よりも、YouTubeなどの動画配信サービスを視聴する小中学生のほうが多い結果となった。

 動画をどの動画配信サービスで見ているかの質問では、1位は「YouTube」94%で、ついで「Amazon Prime Video」34%、「Tver」25%と続いた。ニフティは、有料の動画配信サービスの中でも「Amazon Prime Video」が上位に入ったのは、ほかのサービスに比べて安価なことが理由だと分析している。

 動画を倍速にして見たことがあるかについては、「ある」と回答した人は、小学生で58%、中学生で63%。どの年代でもおよそ6割前後の人が、倍速で見ていることがわかった。ニフティは、タイムパフォーマンスを意識して生活している子供が多いのかもしれないと推察している。

《いろは》

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