角野栄子あたらしい童話大賞、特別審査員に原ゆたか氏

 ポプラ社は、現在開催中の「角野栄子あたらしい童話大賞」の特別審査員に「かいけつゾロリシリーズ」の作者である原ゆたか氏が就任したと発表した。今後、審査委員長の角野栄子氏と共に、最終選考作品の精読・審査に加わる。応募作品は2024年5月31日(当日消印有効)まで、郵送またはWebサイトで受け付ける。

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角野栄子あたらしい童話大賞
角野栄子あたらしい童話大賞 全 3 枚 拡大写真

 ポプラ社は、現在開催中の「角野栄子あたらしい童話大賞」の特別審査員に「かいけつゾロリシリーズ」の作者である原ゆたか氏が就任したと発表した。今後、審査委員長の角野栄子氏と共に、最終選考作品の精読・審査に加わる。応募作品は2024年5月31日(当日消印有効)まで、郵送またはWebサイトで受け付ける。

 「角野栄子あたらしい童話大賞」は、新しい書き手による新しい童話の創出を目指し、2月15日より参加クリエイターを募集しているアワード。幼年童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」にライフワークとして取り組む角野栄子氏を審査委員長とし、従来のイメージにとらわれない5~8歳の子供たちを夢中にさせる作品を募集している。文章のみの作品に加え、イラストなどのグラフィック表現を含む作品も対象とする。

 新しい才能を発掘するため、応募条件は「商業出版未発表作品であること」のみ。プロ・アマ問わず、ゲームやアニメーション、アート、映像業界など、異業種クリエイターや学生も参加可能。グループや連名での応募も受け付ける。受賞者には賞金50万円に加え、担当編集者が付き、幼年向け児童書の刊行を目指す。

 今回、「角野栄子あたらしい童話大賞」の特別審査員に、1987年のスタート以来35年以上にわたり子供たちの絶大な支持を集める「かいけつゾロリシリーズ」の作者・原ゆたか氏が就任。審査委員長の角野栄子氏と共に、最終選考作品の精読・審査に加わるという。

 また、参加を目指すクリエイターへの応援メッセージも発信。イラストレーターとして活躍したのち、作家に転身した経歴を持つ原ゆたか氏から、「ゾロリ・イシシ・ノシシを描く原ゆたか氏自身」のイラストとともに、「次世代のこどもたちをワクワクさせる作品やキャラクターが届くのをたのしみにしています。原ゆたか」とのメッセージが届いている。

 アワードの実施要領など、詳細はポプラ社のWebサイト内特設サイトに掲載。作品は、5月31日まで郵送(当日消印有効)またはWeb応募フォームにて受け付け、結果は9月末に「角野栄子あたらしい童話大賞」特設サイトにて発表される予定。

◆角野栄子あたらしい童話大賞【実施要領抜粋】
応募期間:2024年2月15日(木)~2024年5月31日(金)
応募方法:郵送(当日消印有効)またはWeb応募フォーム
形式:
(1)文章のみの作品:4,000字~8,000字以内(400字詰め原稿用紙10~20枚)
(2)イラストなどグラフィック表現を含む作品:ビジュアル表現に文章が付随したもの(イラストのみ、映像のみは不可。仕上りイメージページ数80ページ以下)
応募条件:商業未発表作品であること
参加資格:プロ・アマ問わない(商業出版経験者、ゲーム・アニメなど異業種クリエイター・学生も可/グループ・ユニット・連名での応募も可)
審査員:審査委員長・角野栄子(児童文学作家)/特別審査員・原ゆたか/審査員・ポプラ社 児童書編集部
賞金:大賞50万円および受賞者には担当編集者が付き、幼年向けの児童書の刊行を目指す
結果発表:2024年9月末(予定)「角野栄子あたらしい童話大賞」特設サイトにて発表
※詳しくは「角野栄子あたらしい童話大賞」特設サイトを確認のこと

《畑山望》

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