【中学受験2025】【高校受験2025】神戸山手女子「共学化&グローバル化」へ、校名変更

 神戸山手女子中学校高等学校が2025年4月より、共学化・グローバル化に向けて、より開かれた学びの環境を整備し、校名を「神戸山手グローバル中学校高等学校」へと変更する。

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共学化・グローバル化、校名「神戸山手グローバル中学校高等学校」へ変更
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 神戸山手女子中学校高等学校が2025年4月より、共学化・グローバル化に向けて、より開かれた学びの環境を整備し、校名を「神戸山手グローバル中学校高等学校」へと変更する。

 2024年に創立100周年を迎える神戸山手女子中学校高等学校は、中高一貫教育を推進する私立校。中学はグローバル選抜探究・未来探究の2コース、高校はグローバル選抜探究・選抜・未来探究の3コースを設置している。

 今回、社会変容に対応すべく、共学化・グローバル化を図り、国内外からの留学生や海外ルーツの生徒も受け入れ、多様な価値観を尊重しながら互いに学び合える学校を目指し、環境を整備。慎重な議論を重ねた結果、2025年4月から、「グローバル選抜探究コース」と「選抜コース」を対象に共学化し、校名を「神戸山手グローバル中学校高等学校」に変更することを決めた。

 中学は募集定員90名に対し、男子はグローバル選抜探究コースのみ30名程度。高校は、募集定員170名に対し、男子はグローバル選抜探究コースと選抜コースのみ70名程度。未来探究コースは中学高校共に、従来通り女子のみの募集とする。

 グローバル選抜探究コースの英語力の躍進は目覚ましく、2023年度は高校1年生では英検2級を取得した生徒がクラスの約半数、 中学1年生ではTOEFLのリスニングテストで高校中級程度の得点者が約9割にのぼったという。同コースでは、英語の時間を週10時間以上設け、他教科も一部、英語で学ぶイマージョン教育を導入している。

 今後、同校では共学化・グローバル化にともない、施設・設備面の改修や校則の見直しなどを進める予定。

《川端珠紀》

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