【夏休み2024】女子中高生向け、IT教育・キャリア支援「WaffleCamp」

 IT分野のジェンダーギャップの解消を目指すWaffleは2024年7月より、女子およびノンバイナリーの中高生を対象にしたIT教育プログラムとキャリア支援を提供する「Waffle Camp ホームタウン」を全国6都市にて無償開催する。 

教育・受験 高校生

advertisement

Waffle Campホームタウン
Waffle Campホームタウン 全 2 枚 拡大写真

 IT分野のジェンダーギャップの解消を目指すWaffleは2024年7月より、女子およびノンバイナリーの中高生を対象にしたIT教育プログラムとキャリア支援を提供する「Waffle Camp ホームタウン」を全国6都市にて無償開催する。 

 「Waffle Camp ホームタウン」は、IT・理系への苦手意識をなくし関心を高める目的で行われる、1日完結のWebサイト制作講座。スキルの習得だけでなく、IT分野で働く現役の女性エンジニアによるキャリア講演をプログラムに組み込んでおり、参加者の進路選択も支援するという。2023年からはプログラム参加者を対象に、事後のフォローアップ講座として「Waffle Club」を開催している。

 Waffle Campは2020年の開始以来、500名弱の中高生が参加。卒業生は理系を選択する生徒、大学でコンピュータサイエンスを学ぶ人、IT関連のコンテストに積極的に挑戦する人など多方面で活躍しているという。

 一方で、地方においては首都圏と比べて理系的体験の格差が大きく、女子およびノンバイナリーの中高生がITやSTEM分野の進路を選択しづらい。また、「男子は理系、女子は文系」といった固定観念が根強く、興味があっても選択しづらい状況にある。

 Waffleは、そのような状況を解消するため、2024年度も企業、地方自治体・教育委員会等の支援のもと、地方を含む全国の中高生へ家庭環境などに関係なくITに触れられる機会として、無償でプログラムを提供する。2024年度は、三菱みらい育成財団のカテゴリー2「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な『心のエンジンを駆動させるプログラム』」に採択され助成を受けているという。

◆Waffle Camp ホームタウン
日時:2024年7月28日(日)~2025年8月24日(土)
開催地・募集人数:
千葉県 20名
千葉県印西市 20名
新潟県長岡市 20名
福井県 50名
長野県上伊那地域 20名
兵庫県豊岡市 20名
対象:開催都市に在住・在学の女子中高生 ※性自認が女性およびノンバイナリーの人(詳細は、各開催自治体・団体の募集要項を確認すること)
参加費:無料
申込方法:各開催自治体・団体のWebサイト・広報誌にて確認のうえ申し込む

《いろは》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集