【大学受験2026】日本女子大、文学部2学科を名称変更

 日本女子大学は2024年7月23日、2026年4月に文学部の「日本文学科」を 「日本語日本文学科(仮称)」へ、「史学科」を「歴史文化学科(仮称)」へ名称変更を予定(構想中)していると発表した。

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文学部2学科の名称変更を予定(イメージ)
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 日本女子大学は2024年7月23日、2026年4月に文学部の「日本文学科」を 「日本語日本文学科(仮称)」へ、「史学科」を「歴史文化学科(仮称)」へ名称変更を予定(構想中)していると発表した。

 時代と共に社会の有り様は変化しており、学部学科における学びも常に進化している。日本文学科では、日本文学の探求に加えて日本語学・日本語教育分野において「言葉」を技術として磨き、情報を的確に分析し、多様な意見を理解できる「心」をもつ人材の育成に努め、デジタル時代に求められる情報処理能力をもつ人材や、国際化に対応できる人材を輩出してきた。その実態が学科名からわかりやすいように「日本語日本文学科(仮称)」へ名称変更を行い、その学びをさらに深化させていくという。

 また、史学科においては、単なる知識の習得にとどまらず、史料や古文書を通じて歴史的思考力を養い、国際社会での生き方を考える「実践的基礎学としての歴史学」を提供してきた。同時に、人の心の表れである「文化」についても学んでいることから、「歴史文化学科(仮称)」へ名称変更を行う。社会の根底にある文化への理解を深め、表象メディアなども学ぶことで、異文化理解を切り口に、多面的・重層的に過去から現代、そして未来まで含めて世界を見つめる視点を身に付けるという。

 あわせて「文学研究科日本文学専攻博士課程(前期・後期)」「文学研究科史学専攻博士課程(前期・後期)」も同時期の名称変更を予定している。なお、構想段階のものであり、今後文部科学省への相談結果により名称も含め変更することもある。「日本語日本文学科(仮称)」「歴史文化学科(仮称)」の情報については、詳細が決まり次第、大学Webサイトなどで発信していくとしている。

《中川和佳》

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