明治は2024年8月28日、8月生産分より順次、「明治北海道十勝カマンベールチーズ」などチーズ7品の賞味期限を20~40日延長し、乳児用液体ミルク「ほほえみ」1品の賞味期限を3か月延長するとともに、7月生産分より順次、栄養食品2品の賞味期限を6か月延長すると発表した。
昨今、食品ロス削減が社会的課題として注目される中、食と健康のプロフェッショナルとして事業を通じた社会課題の解決に貢献するべく、これまでもさまざまな商品の賞味期限を官能評価および科学的分析により延長するとともに、賞味期限の表示を「年月日」から「年月」に切り替える取組みを行ってきた。
農林水産省は食品ロス削減の推進のため、食品事業者に対し、商品の賞味期限の延長を呼びかけている。こうした呼びかけを受け、明治は安全係数の見直しなどを通じて保存性の再検証を行った。その結果、商品の一部で、これまでよりも長い賞味期限を保証できることが確認できたため、賞味期限の延長を実施する。
対象商品は、チーズ7品と乳児用液体ミルク1品、栄養食品2品の合計10点。「明治北海道十勝カマンベールチーズ」と明治北海道十勝カマンベールチーズ「切れてるタイプ」「ブラックペッパー入り 切れてるタイプ」「燻製」、「明治北海道十勝カマンブルー」は、8月生産分より賞味期限を180日から220日に延長する。また、9月以降、「明治北海道十勝熟成3種の細切りチーズ」「明治北海道十勝十勝産熟成3種のチーズ」は賞味期限100日から120日に変更する。
乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」は、8月生産分より順次、賞味期限を12か月から15か月に延長。栄養食品「明治フェムニケアフード α-LunAパウダータイプ」は7月生産分、「アミノコラーゲン 」は10月生産分より順次、賞味期限を18か月から24か月に延長する。