岡山県PTA連合会は2024年9月2日、2025年3月末日をもって解散することを公表した。会員の大幅な減少に歯止めをかけられず、活動が継続できないと判断。12月末日には事業を終了するとともに、日本PTA全国協議会から退会する。
岡山県PTA連合会(県P連)は1948年に設立。県内の小・中学校における活動を通して、これまで時代の変化に即したPTA活動の情報収集と情報発信に努め、単位PTA間の情報共有・活動を支援する場を提供してきた。
一方、研修や年会費の負担などを理由に、加盟者数はおよそ15年前の18万人からおよそ9,000人まで減少。2025年度以降、県P連としての活動が継続できないとの判断により、今回、2025年3月末日の解散を決定した。都道府県のPTA連合会が解散するのは全国初だという。
今後、12月末日を期限に、県P連としての事業を終了するとともに、日本PTA全国協議会からも退会するとしている。