2026年卒学生、約6割がインターンシップ参加済み

 文化放送キャリアパートナーズは2024年9月5日、「2026年卒ブンナビ学生調査(2024年7月上旬実施)」の調査結果を発表した。学生の59.2%がインターンシップに参加済みであること、就活での自動生成AIサービス(ChatGPTなど)の利用は3割弱程度で、部分的に使用していることなどがわかった。

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 文化放送キャリアパートナーズは2024年9月5日、「2026年卒ブンナビ学生調査(2024年7月上旬実施)」の調査結果を発表した。学生の59.2%がインターンシップに参加済みであること、就活での自動生成AIサービス(ChatGPTなど)の利用は3割弱程度で、部分的に使用していることなどがわかった。

 「2026年卒ブンナビ学生調査(2024年7月上旬実施)」は、2024年7月1日から21日にかけて、2026年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生を対象にインターネットで実施、120件の回答を得た。

 対面の就活系のイベントについて、5割以上が友達に誘い・誘われたことがあると回答しているが、参加する際は「個人で参加することが多い」が6割を超えた。一緒に参加する友達は志望業界問わず、学内の友達が8割を超えている。

 自動生成AIサービス(ChatGPTなど)を就活での利用は、インターンシップ、オープンカンパニーの応募時に「利用したことはない」が7割を超えた。利用して応募した人に効率を聞いたところ「まぁまぁ効率が良くなった」が47.1%と半数近く、選考通過率は50.0%と半数のため、今後の使用については約6割が「使いたいと思わない」と回答している。自己PR・ガクチカ・志望動機の作成において「問題ない」が5割以上を占めるが、作成したものをそのまま使用するというよりは、「部分的に」使用するという意味合いが強いようだ。

 6月の活動としては、インターンシップ参加が43.3%(前年比13.5ポイント増)と大幅に増えた。これまでの活動としては、インターンシップ参加が59.2%(前年比14.8ポイント増)、学内の就職ガイダンス参加が69.2%(前年比1.4ポイント増)、学外の就活講座・イベントへの参加が61.7%(前年比7.0ポイント減)など、積極的に活動しているようすがうかがえる。

 調査結果の詳細はWebサイトで閲覧できる。

《中川和佳》

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