英語×日本語で、思考力と表現力を伸ばす「ベネッセの英語教室 BE studio」のハイレベル英語塾とは

 「イード・アワード2024子供英語教室」未就学児の部にて部門賞を受賞した「ベネッセの英語教室 BE studio」。今回の顧客満足度調査で高く評価れた同社のカリキュラムの特徴や教材のこだわりについて、2024年9月に開校した「グローバル思考力特化校」の概要とあわせて伺った。

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英語×日本語で、思考力と表現力を伸ばす「ベネッセの英語教室 BE studio」のハイレベル英語塾とは
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 「イード・アワード2024子供英語教室」未就学児の部にて「子供が好きな英語教室」「先生が良い英語教室」「教材が良い英語教室」の部門賞を受賞した「ベネッセの英語教室 BE studio(以下、ビースタジオ)」。

 2024年9月に開校した「グローバル思考力特化校」東京オペラシティ校にて、教材開発や先生の育成に関わる先生採用育成マネジメント推進部の坂入理恵氏と、スーパーバイザーを務める赤松敬造氏に、ビースタジオのカリキュラムの特徴や教材へのこだわりについて聞いた。

学び続けるために「好き」な気持ちを大切に

--「子供が好きな英語教室」「先生が良い英語教室」「教材が良い英語教室」と多くの部門で受賞されました。おめでとうございます。

坂入氏:保護者の方が評価してくださったのはもちろん、子供たちが教室や先生を好きだと感じてくれているという結果だととらえています。これまでやってきたことをこういった形で評価していただいたことを、全国の先生たちと一緒に喜んでいます。

赤松氏:いちばん力を入れている部分を評価していただいたことが大変嬉しいですね。

--ビースタジオの未就学児カリキュラムの特徴を教えてください。

坂入氏:言語習得において大切なのは長く続けることです。私たちは、継続の鍵は好きという気持ちと楽しさだと考えています。好きだからこそ、楽しいからこそ続けられますし、続けるから英語が得意になって、もっと好きになるのだと思います。子供たちの中にそんなサイクルが生まれるようにという思いで取り組んでいます。

 未就学の子供たちなので、ときには泣いてしまったり眠くなってしまったりと、お子さんによってさまざまな状況があります。そんなときもカリキュラム通りに進めなければと焦るのではなく、ひとりひとりの気持ちに寄り添うことを第一に考えています。

先生採用育成マネジメント推進部の坂入理恵氏(右)と、初台エリアでスーパーバイザーを務める赤松敬造氏(左)

「できちゃった」の繰り返しで、楽しみながらステップアップ

--子供が「好き」と思える、授業づくり・環境づくりの工夫について教えてください。

坂入氏:ビースタジオのカリキュラムは、教室でのレッスンと、次のレッスンまでの間の自宅での取組みで構成されています。教室でやったことの延長として毎日少しずつご家庭で繰り返すことができるよう、宿題という形で取り組んでいただくようにしています。

 英語の習得には2,000~3,000時間必要とも言われます。1週間168時間のうち教室でのレッスンは1時間ですから、年間42回のレッスンと家庭学習とを合わせて学んでいくことが重要になります。そのため、次のレッスンまでにどれだけご家庭で楽しく英語に触れられるかを大切にした教材づくりをしています。

 教室での先生やお友達とのやりとりはもちろん、ご家庭で保護者の方と楽しみながら英語に触れる機会、保護者の方が褒めてくれることなどを通して、「英語って楽しいな」と感じる習慣づくりをしていただきたいと思っています。

--ビースタジオの教材づくりのこだわりについて教えてください。

坂入氏:ビースタジオでは、子供たちの発達段階を考慮した教材を自社で作っています。

 幼児期のお子さんは、聞いた英語を日本語に翻訳して理解するというステップをはさまずに、感覚的に学習していくことができるという特徴があります。また、保護者の方の中には、同じ絵本の読み聞かせを何度もリクエストされた経験がある方も多いのではないかと思いますが、同じことを飽きることなく、たくさんリピートすることができるのも幼児期のお子さんの特徴です。

 このような年齢ごとの特徴に応じた教材となっているため、子供たちが無理なく学ぶことができます。やっているうちに、自然と「できちゃった」「わかっちゃった」という経験を繰り返しながら、楽しいまま、負担なく学んでいくことができる。たとえば、幼児期から現在進行形など文法的には難しいことも取り入れていますが、すでに知っていることの上に新しいことを積みあげていくため、自然とステップアップすることができるんです。「教材が良い」と評価していただきましたが、この点をご理解いただいたのではないかと思っています。

「『自然とできた』『わかった』の経験を繰り返すことで楽しく力を身に付けられます」(坂入氏)

自宅が楽しく英語を学ぶ環境になる仕組み

--自宅での学習はどのように進めるのでしょうか。

坂入氏:一般的な英語教室では、教室で何をやっているかわからない、宿題が出ているかもわからないなどという保護者の方の声を耳にすることもあります。

 ビースタジオでは、教室で使った教材がそのまま宿題として出されます。ご家庭でも取り組みやすいよう、その週はどこが宿題で、何をすれば良いのか明確に示されているので、子供たちはしっかり宿題に取り組むことができるのです。保護者とのインタラクションもあり、楽しく繰り返しているうちに着実に力になっていきますし、英語力が身に付いているということを、保護者の方にも実感していただけています。

--自宅での学習と、教室でのレッスンはどのようにつながっているのでしょうか。

赤松氏:ご自宅で取り組んでいただく教材のひとつに「映像レッスン」があります。レッスンと同じ内容を映像にしたものなので、これを見ると自宅での学習にどう取り組むと良いかがわかります。

 たとえば映像レッスンの歌をたくさん聞いていただくことで、教室でのレッスンで扱う際には「聞いたことがある」となって、より楽しめるようになります。また、「教室で先生と一緒に読んだこのストーリーが楽しかった」というときには、それをご家庭で映像レッスンで見ていただくことで、保護者の方が教えなくても再度学びの機会を作ることができます。

 映像レッスンは、一方的に流れてくる動画を見るだけではなく、子供が自発的に学びに向かえるような工夫を盛り込んでいます。ご自宅でも子供たちがより楽しく学べる環境づくりをお手伝いできる教材になっています。

先生も学び続けるのがビースタジオ流

--今回「先生が良い」という点も評価されましたが、その点に関してはどのような取組みをされていますか。

坂入氏:講師になると初期研修を受講します。教室に立つ自信がもてるよう、とても充実した研修内容です。ロールプレイなどを通して実技を学ぶことはもちろん、実際の教室を見学するなど、実際のレッスンのイメージを膨らませます。

赤松氏:ビースタジオの講師育成では、”Can Do Statement”という指標を使っています。講師として必要なスキルを要素分解し、どの段階でどのようなスキルを身に付けていかなければいけないかを洗い出したものです。必要なスキルを見える化し、人事の採用研修チームおよび現場で共有しています。これにより、必要なスキルについて研修を実施するなどして補うことができるようになっています。

--先生たちも学び続けているんですね。

坂入氏:はい。全国各エリアで講師が集まる機会が定期的にあり、事前課題に取り組んだうえで、先生同士ディスカッションを行います。初めて顔を合わせる先生同士でも、教室運営や指導における悩みを共有できる、有意義な時間になっています。

 ビースタジオの先生たちは皆、教材研究が大好きです。他の先生とレッスンや教材について話し合ったり、ベテランの先生の良いところを取り入れたりすることができるよう、日々活動を行っています。

赤松氏:エリア制をとり、いくつかの教室を私のようなスーパーバイザーが担当しています。エリア単位でも、講師が集まるミーティングを定期的に行い、相互に事例共有などを行っています。子供たちだけではなく講師自身も柔軟に学ぶ姿勢をもち、情報交換をしてレッスンをブラッシュアップしています。

 工夫を凝らして作られたレッスンプラン、教材を大事にしつつ、ある程度の柔軟性をもって、地域やクラスの状況、子供たちの発達状況に応じた対応をしているのが、ビースタジオの魅力だと考えています。

「地域やクラスの状況、子供たちの発達状況に応じて対応している」と話す赤松氏

これまでにない英語塾「グローバル思考力特化校」とは

--今後予定されているサービスなど、御社の展望をお聞かせください。

坂入氏:こちらの東京オペラシティ校は、「グローバル思考力特化校」です。英語を学ぶだけでなく、自分の意見や考えを表現するための前提になる思考力を身に付けることを重視したクラスです。すべての学びの基盤となる思考力を伸ばしながら、英語で豊かな表現ができる力を育てるというコンセプトで作られています。

 大きな特徴は、英語にあえて日本語の時間をプラスして授業を行う点です。日本語の時間には、読書を通して子供たちの思考力を高めます。英語と日本語の両方を使って、論理的思考力と、考えたことを表現する力を育てるというハイレベルな英語塾です。

赤松氏:外国人講師と日本人講師どちらかを選んでいただく従来のクラスとは異なり、外国人講師と日本人講師両方のレッスンが1つのコースの中で受けられます。リアルな英語体験を提供できる外国人講師と、個々の特性に配慮しのびのびとした自己表現ができることを促す日本人講師、それぞれの良さを1つのコースの中に集約しています。

 やはり、外国人の先生のレッスンにおける、「外国人の方と触れ合う」「文化的な部分を学ぶ」という点は魅力です。外国人と日本人の先生が相互に補完しあい、より良いレッスンを提供できると実感しています。

坂入氏:グローバル思考力特化校の最初の校舎が東京オペラシティ校です。今後は晴海や有明ガーデン、文京グリーンコートなどに開校していく予定です。

--最後に、これから英語学習を始めようと考えている未就学児の保護者の方へメッセージをお願いします。

坂入氏:母国語は学んでいると思わずに身に付けることができますよね。それと同じタイミングで未就学児から英語学習を始めることで、習慣化することができます。未就学児のお子さんは、小さなこともなんでも楽しめる才能があり、繰り返しをいとわない力もあります。英語の学びのスタートとしては最適なタイミングですので、この時期にぜひ、楽しみながら英語に触れてほしいと思います。

--ありがとうございました。


 「イード・アワード2024子供英語教室」未就学児の部にて「子供が好きな英語教室」、「先生が良い英語教室」、「教材が良い英語教室」という部門で部門賞を受賞した「「ベネッセの英語教室 BE studio」。カリキュラムの特徴や教材づくりの工夫、先生たちの取組みを聞いてみると、これらの部門での受賞には納得がいく。子供が「好き」という気持ちをもち続けたまま学び続けるという大切な軸のために、ここまでこだわって作り込まれているのかと驚かされた。

 新たにスタートしたグローバル思考力特化校に通った子供たちは、今後どんな風に成長していくのだろうか。今後の展開から目が離せない。

ベネッセの英語教室 BE studioとは

《中村真帆》

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