大阪市立自然史博物館、干支にちなみ「巳年展」1月

 大阪市立自然史博物館で2025年1月5日から26日まで、新春ミニ展示「巳年展」が開催される。毎年恒例のこの展示では、干支にちなんだテーマでさまざまな標本が紹介される。2025年は「巳年」に関連し、「み」や「へび」にまつわる標本が展示される。

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ホタテウミヘビ(ウミヘビ科)
ホタテウミヘビ(ウミヘビ科) 全 2 枚 拡大写真

 大阪市立自然史博物館で2025年1月5日から26日まで、新春ミニ展示「巳年展」が開催される。毎年恒例のこの展示では、干支にちなんだテーマでさまざまな標本が紹介される。2025年は「巳年」に関連し、「み」や「へび」にまつわる標本が展示される。

 この展示の目的は、干支に関連する生物を通じて自然への理解を深めることにある。大阪市立自然史博物館は、毎年干支にちなんだテーマで展示を行い、来館者に自然の多様性や生態系の重要性を伝えている。今回の展示では、蛇に関連する標本を通じて、爬虫類や魚類の生態を学ぶ機会を提供する。

 展示される標本の中には、「ジャノメチョウ」や「ホタテウミヘビ」が含まれる。ジャノメチョウは、タテハチョウ科に属する蝶で、翅に蛇の目のような眼状紋をもつことから「蛇の目蝶」と呼ばれている。ススキを寄主とし、夏には雑木林周辺の草原を飛び回る姿が見られる。成虫は花の蜜や樹液に集まる。

 一方、ホタテウミヘビはウミヘビ科に属する魚類で、日本周辺を含むインド-西太平洋の沿岸域に広く生息している。大阪湾でも砂から頭を出している姿がよく見られるが、体全体を見る機会は少ない。今回の展示では、ホタテウミヘビの全身標本が展示され、爬虫類のウミヘビとの違いを見比べることができる。

 展示は大阪市立自然史博物館の本館1階出入口付近で行われ、開館時間は午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)。月曜日は休館日だが、1月13日は開館し、翌14日は休館となる。観覧料は常設展入館料として大人300円、高校生・大学生200円。中学生以下や障害者手帳を持参する人(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の人は無料となる(要証明)。また、30人以上の団体には割引が適用される。

 大阪市立自然史博物館は、地下鉄Osaka Metro「長居」駅から徒歩約10分、JR阪和線「長居」駅から徒歩約12分の場所に位置している。詳細なアクセス情報や展示内容については、同博物館のWebサイトで確認できる。

◆新春ミニ展示「巳年展」
会期:2025年1月5日(日)~1月26日(日)
開館時間:9:30~16:30
休館日:月曜日
※1月13日(月・祝)は開館、1月14日(火)は休館
会場:大阪市立自然史博物館 本館1階 出入口付近
観覧料:常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障害者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上は無料(要証明)

《佐藤愛》

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