大阪・関西万博プレイベント「サイエンス展」東京2月

 2025年に開催予定の大阪・関西万博に先駆け、文部科学省は「わたしとみらい、つながるサイエンス展~あなたは、未来をつくれる人~」というプレイベントを2025年2月13日から16日までの4日間、東京のTIB(Tokyo Innovation Base)で開催する。このイベントは、未来社会をテーマにした体験型展示を通じて、子供たちや若者に社会課題を主体的に捉える機会を提供することを目的としている。

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わたしとみらい、つながるサイエンス展~あなたは、未来をつくれる人~
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 2025年に開催予定の大阪・関西万博に先駆け、文部科学省は「わたしとみらい、つながるサイエンス展~あなたは、未来をつくれる人~」というプレイベントを2025年2月13日から16日までの4日間、東京のTIB(Tokyo Innovation Base)で開催する。このイベントは、未来社会をテーマにした体験型展示を通じて、子供たちや若者に社会課題を主体的に捉える機会を提供することを目的としている。

 大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、さまざまな国や国際機関、企業、団体が協働して未来社会の姿を会場内に作り出すことを目指している。文部科学省は、この万博を通じて産学官連携施策の成果を国内外に発信し、未来を担う若者たちに社会課題を自分事として捉える機会を提供したいと考えている。今回のプレイベントは、本番での中心となる展示を一足先に体験できる機会として企画された。

 プレイベントでは、北海道大学、東京藝術大学、東北大学、信州大学などの大学が参加し、さまざまな展示を行う。たとえば、北海道大学は「ライフジャーニー<こころとカラダをみらいにつむぎ、せかいをおもう>」という展示を行い、人体や健康、自然に関するCGや映像資料を用いて生命・成長・ライフジャーニーを表現する。東京藝術大学は「Hello Future!100年ミュージアム」を通じて、アートや文化を通じた「文化的処方」の取組みを紹介する。

 東北大学は「『見る』を『診る』―眼から未来を視る2040年のマイクロ診療所―」という展示を行い、眼を通じて健康状態や健康リスクを予測する「未来型健診」を紹介する。信州大学は「水の惑星地球を守れ!アクア・リジェネレーション科学者たちの挑戦」という展示を通じて、水資源の保全や気候変動の抑制に向けた取組みを紹介する。

 このほかにも、秋田県立大学やつくばグローバル・イノベーション推進機構、横浜市立大学、富山大学、金沢大学、福井大学、京都大学、大阪高等学校、国立循環器病研究センター、広島大学、香川大学、琉球大学などが参加し、多様な展示を行う予定である。

 プレイベントは、未来社会を体験し、社会課題を自分事として捉える機会を提供することを目的としており、子供たちや若者にとって貴重な経験となるだろう。参加者は、さまざまな展示を通じて、未来社会の姿を具体的にイメージし、自分自身の役割を考えるきっかけを得ることができる。

◆わたしとみらい、つながるサイエンス展 ~あなたは、未来をつくれる人~プレイベント
日程:2025年2月13日(木)~2月16日(日)
会場:TIB(Tokyo Innovation Base、東京都千代田区丸の内3-8-3)

《佐藤愛》

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