幼児期から適期教育で楽しく英語力を育む…ヤマハ英語教室

 イード・アワード2024「子供英語教室」未就学児の部において、「ヤマハ英語教室」が優秀賞を受賞した。教室の魅力や特長、生徒や保護者から高い満足度を得ている理由について、ヤマハミュージックジャパン教室事業戦略部部長の近藤悦子氏に話を聞いた。

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ヤマハミュージックジャパン教室事業戦略部部長の近藤悦子氏
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 保護者満足度調査で表彰するイード・アワード2024「子供英語教室」未就学児の部において、「ヤマハ英語教室」が優秀賞を受賞した。ヤマハ英語教室の特長や、保護者から高い満足度を得ている理由について、ヤマハミュージックジャパン教室事業戦略部部長の近藤悦子氏に話を聞いた。

英語特有の音とリズムを楽しく身に付ける

--イード・アワード2024「子供英語教室」未就学児、優秀賞のご受賞おめでとうございます。ご受賞の感想をお聞かせください。

 まずはヤマハ英語教室に通っていただいている生徒・保護者の皆様に感謝を申し上げたいと思っております。本当にありがとうございます。このような素晴らしい賞を受賞できたことの喜びを、講師・スタッフ全員で噛みしめているところです。

 2020年と2021年に未就学児の最優秀賞を受賞させていただき、そこから3年ぶりの受賞ということで、本当に喜びもひとしおです。再びこのようにご評価いただき、一同今後の励みにしていきたいと考えています。ありがとうございます。

--ヤマハ英語教室の特長を教えてください。

 幼児期は英語を楽しむということを第一に考えております。ヤマハ英語教室の幼児コースでは、日本語にはない英語特有の音とリズムを、音楽を使って楽しく身に付けるということを大切にしております。先生と一緒に体を動かしながら英語の歌を歌ったり、体を揺らして曲に乗ったりしながら染み込んでいく英語の音やリズムは、将来の英語力の確かな土台となります。

 レッスンで使う曲のほとんどは、ヤマハのオリジナルで、英語の音とリズムを大切に作曲されているものです。アクセントやイントネーションが正しく身に付くように作られた、英語のための音楽なので、リズムに合わせて歌を歌ったり体を動かしたりしているうちに自然に口からフレーズが出てくるようになるんですね。

3歳児「ポップコーントーク」

 また、言語の習得に際しては「聞く」力がとても大切です。音楽を使って英語を学ぶと耳が育ち、リスニング力(「聞く」力)が上達すると言われています。ヤマハでは、音楽と英語の相乗効果を最大限に生かし、聞く力を育てるということにも重点を置いています。

子供の成長にあわせた「適期教育」で大きく伸ばす

--調査では、保護者の約9割が総合的に「満足している」と回答されています。満足度の高い理由は何だとお考えですか。

 先ほど申し上げた英語の音とリズムを、音楽を使って楽しみながら身に付けるということ、また適期教育という考えがご満足につながっているのではないかと思います。適期教育とは、子供の成長発達段階と言語習得能力に応じて、その時期にいちばん伸びる力をもっともふさわしい学習法で大きく伸ばすという考え方です。

 たとえば、低年齢のうちは感覚的に吸収する力が優れているので、体をたくさん使いながら英語の楽しさを体感していきます。小学生になると、お友だちとの英会話のキャッチボールが楽しめるようになります。年齢にあった場面を設定することも大切です。たとえば、2歳児では歯磨きや着替えなど、おもに家庭内のシーンを教材の中に取り入れています。それが4~5歳児になると、外の世界や将来の夢にまで広がっていきます。その年齢の子供が想像しやすい場面を設定して、実際に日常生活の中で使う表現を学ぶため、英語が自然に身に付くのです。

 また、レッスンの指導を担当するのは研修で子供への英語指導法をマスターした「プロの講師」です。子供の気持ちや日本で英語を学ぶうえでのポイントを熟知しており、何よりも保護者の方が日本語で相談できるのが最大の魅力です。特に幼児期のうちは、「できるようになったことの成長を保護者と講師が共有し喜びを分かちあうこと」がとても大切だと思っております。レッスンはオールイングリッシュですが、講師とのコミュニケーションは日本語で行えるということが満足度の高さにもつながっているのではないでしょうか。

--調査のコメントには、「子供が楽しく通っている」「英語力が身に付いている」という内容が多くありました。

 先ほど申し上げた適期教育への取組みが、大きなポイントだと考えています。ヤマハ英語教室では、0歳児から中学生まで一貫したカリキュラムを設けています。レッスンでは、それぞれの年齢にあった内容をテーマにすることで、子供に無理をさせないカリキュラムになっています。無理なく興味をもって取り組めるからこそ英語が身に付き、英語が話せた、伝わったという達成感が満足につながっていくと思います。一度学習したから終わりではなく、語彙や表現を増やしながらスパイラルで学んでいくという仕組みがあるからこそ、しっかり英語が身に付くのです。

 また、ヤマハ英語教室の特長である「グループレッスン」も楽しさや英語力が身に付くことにつながる大きな要素だと考えています。子供は講師とのやり取りだけではなく、同年代のお友達同士のコミュニケーションからたくさんのことを学んでいきます。お友達が頑張る姿を見て刺激を受けるということもありますし、お友達の発言から気付きを得たりして、たくさんの相乗効果が生まれます。クラスでの積極的なコミュニケーションを通じて、楽しく話したい、伝えたいという気持ちや姿勢を育んでいきます。

ヤマハミュージックジャパン教室事業戦略部部長の近藤悦子氏

幼児期から英語に触れることで、英語力の土台を育む

--小3からの外国語活動、小5からの外国語の教科化と、早期の英語教育が始まり親御さんの世代とは英語の学び方が大きく変わっています。また、親御さんの中には英語に苦手意識をもっている方もいらっしゃると思います。そこで、ご家庭でできるサポートや、幼児期からの英語学習のメリットについて教えてください。

 学校の英語学習の充実が図られて、英語力が高いお子さまが増える一方で、早くから英語嫌いになるお子さまも増えているという報道がありました。文部科学省の全国学力・学習状況調査では、小学6年生への「英語の勉強は好きですか」という質問に対して、2013年度では「当てはまらない」「どちらかといえば、当てはまらない」の合計が23.7%でしたが、10年後の2023年度には30.9%と7ポイント以上増えてしまっている状況だそうです。英語が教科になるとテストもありますし、評価もつけなければならないということで、これが英語嫌いの小学生を増やしてしまっているのではないかと言われています。

 ヤマハ英語教室では、英語を勉強ではなく、コミュニケーションの手段と捉え、伝えたい気持ちを育むことを大切にしています。テストで点を取るための英語ではなく、コミュニケーション英語の習得に力を入れています。幼児期から楽しく自然に英語の音とリズムを身に付けることは、将来の英語での円滑なコミュニケーションにつながるのです。これが幼児期から英語に触れるメリットではないでしょうか。

 また、適期教育の考えのもと、無理せず自然に英語に触れることも幼児期から始めるメリットだと考えています。スタートラインにおいて英語が苦手、英語が嫌いとならないように「英語って楽しい」「英語でコミュニケーションできると世界が広がる」というような気持ちになることが大切だと考えています。

 ヤマハ英語教室では、ご家庭でお子さまと一緒に英語に触れられるように家庭学習教材も用意しています。子育てに役立つ英語表現が掲載されていたり、レッスンで聞いた話が家庭用絵本になっていたりと親子で楽しめる内容になっています。また、音源もありますので、ご家庭でも繰り返し楽しく学ぶことができます。親御さんは本当にご多忙な方が多く、時間を作ることも難しいと思うのですが、1日5分だけでも良いので、お子さまと一緒に英語に触れる機会を作られてはいかがでしょうか。

1歳児「えいごでいっしょ」の教材

育てたいのは英語で人とつながる力

--英語学習を検討されている読者へのメッセージをお願いします。

 ヤマハ英語教室の0歳児~3歳児コースは、親子で参加いただくレッスンとなっております。保護者がレッスンに一緒に参加して楽しんでいる姿を見せることで、お子さまも安心して楽しむことができますよね。ぜひ、親子の時間を大切にレッスンを楽しんでいただきたいと思います。また、先ほど小学生の英語嫌いが増えているというお話をさせていただきましたが、ヤマハ英語教室では小学生英語コースにも力を入れていて、小学生からのご入会も歓迎しています。英語が苦手になる前にぜひ、ヤマハ英語教室の門を叩いていただきたいと思っています。

 ここ最近は、海外出張や企業が海外展開を再開するなか、ヤマハでも今年(2024年)の夏、オーストラリアへの夏休み海外体験プログラムを5年ぶりに実施しました。当初、参加のお申し込みが入るか心配していたのですが、蓋を開けてみたら、このプログラムを心待ちにしていたというお声をいただき、30名以上の小学生・中学生にご参加いただくことができました。ヤマハで学んだコミュニケーション英語を駆使して、ホームステイや現地学校の生徒との交流、授業を体験していただきました。

 昨今は、資格や学校での成績に目が行きがちですが、長期的な目で見るとやはりコミュニケーション英語というのはとても大切だと思います。育てたいのは「英語で人とつながる力」です。それが子供たちの世界を広げていきます。人生でいちばん最初に出会う英語教室がヤマハ英語教室であってほしい、そしてたくさんのお子さまが英語を楽しく学んでほしい、そのように願っています。


 英語の資格や好成績より、英語を通したコミュニケーションや人とつながる力というのは、今後の日本人に求められる力ではないだろうか。幼児期は「楽しく」「成長にあわせた」という視点も欠かせない。ヤマハ英語教室が、保護者から評価され、満足度が高い理由が伝わってきたインタビューであった。

ヤマハ英語教室

《奥山直美》

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